衝撃のAVデビューから約3年。マイペースな活動ながらも、最新作が出るたびに話題を振りまいてきた小向美奈子がMOODYZに電撃移籍した。しかも、1作目に選んだ作品は、メーカー随一の過激シリーズとして知られる『ぶっかけ中出しアナルFUCK!』(7月1日発売)。AV出演本数はまだ10本にも満たない彼女。ましてや、これほどのネームバリューがあればソフトな内容からスタートするというのも全然アリなはず…。
しかし、そこが小向美奈子の規格外なところで、「芸能人」という肩書きに依拠せず、ハードコアAV女優として真っ向から勝負に出たのだ。
それには、大きな理由がある。同作は、国内史上最大規模で行われるアダルトビデオの祭典「AV OPEN 2014」の出品作であり、総勢75メーカー、78作品がエントリーする中で、もっともスケールの大きい「スーパーヘビー級作品」にエントリーされているのだ。
その谷間を惜しげもなくあらわにしたゴージャスなスタイルで登場した彼女に、『ぶっかけ中出しアナルFUCK!』にかける並々ならぬ意気込みを聞くことから、インタビューはスタートした。
――MOODYZ移籍第一弾が「ぶっかけ」「中出し」「アナルFUCK」とハードプレイの三拍子揃った作品とは、度肝を抜かれました。
「だって、『AV OPEN』のエントリー作なんだから、それぐらいチャレンジしなきゃダメでしょ?」
――グラビアアイドル時代から、競争心は強かったんですか?
「まったく。だって、女の子はいっぱいいるじゃないですか。あんまり興味がないというか、そういうことは気にしない性格ですから。ヘタに1位を獲って次を期待されるのも困るし、安定しているのが一番かなと」