■言葉攻め希望
ダントツで多かったのが、言葉攻めを求める意見。確かに、女性側の口はペニスで塞がっているのだから、沈黙を破るのは男性側の務めである。オトコとしては「沈黙でもいいじゃないか!」と言いたいところだが、女性は元来おしゃべりな生き物。シーンとした空間にチュパチュパという唾液の音だけ響いている状況が耐えられないのだろう。
■指導希望
男性の股間は、亀頭・カリ首・サオ・裏スジ・陰嚢・会陰など意外と幅広い。どこが感じるのか、個人差があって当然。何も言ってくれずフェラチオ下手の烙印を押されるのも不本意なので、「裏スジも舐めて」「タマは優しく」など、音声ガイドが必要と主張する女性も。
■AV男優並みの喘ぎ声はご勘弁を
女性陣とて、真っ向からAVを否定しているわけではない。しかし、あまりにも反応が良すぎると、AVの観過ぎではないかという想像が湧き、セクシーなAV女優に比べると自分なんて…と後ろ向きな気分になるとのこと。
■頭(髪の毛)を触ってほしい
髪の毛を撫でられるのが好きという女性から、頭を押さえつけられて腰を振られることに興奮する女性までさまざま。いきなり頭を押さえつけるよりは、まず髪の毛を撫で、そこから様子を見つつ加減していくといいだろう。
【結論】
女性によって個人差はあれど、やはり全くの無反応は男マグロと見なされ評判は悪いようだ。何らかの反応を示すことで、女性側のフェラチオに対するやる気もアップする。ただし、あくまでも自分は一般男性として一般女性とのセックスに臨んでいることを忘れずに。AV男優として撮影に臨んでいるわけではないという点だけ肝に銘じておけば、女性をドン引きさせることもないだろう。
(文=菊池美佳子)