「自ら『言わなきゃ気がすまない性格』というだけあって、木下はその後も『2ちゃん?とかくそひまをたくしかいないとこきょーみないから余裕だゆ』などと憎まれ口を叩いており、火に油を注いでいます。そんな木下が料理本を出すということで、ネット上では批判のほかに『逆に怖いもの見たさで見てみたい』という声や、ゴーストライターならぬ『ゴーストシェフがいるんだろ』という声まで上がっており、以前に“ビッグダディ”の元嫁・美奈子がレシピ本を出したときとまったく同じ反応です。『ユキナ婚。』『ユキナ産。』とプライベートを仕事に結びつけてママタレとしての道を歩んできた木下だけに、料理本の発売は以前から狙っていたでしょうね。先日『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)に出演した際には『料理の盛り付けが雑』『ワンプレートで済ましたり』と自虐的な発言をしていましたが、それも料理本出版への“みそぎ”だったのかもしれません(笑)」(芸能ライター)
料理本で大成功した例といえば、小倉優子がその筆頭に挙げられる。小倉は12年に『小倉優子の幸せごはん』を、昨年11月に『小倉優子の毎日ほめられごはん』を発売。合わせて20万部を超えるヒットといわれており、今やカリスマ主婦との呼び声も高い。また、その背景には週6日は料理教室に通って猛勉強したり、パン好きの夫のためにパンアドバイザーの資格を取ったりといった努力もあるようだ。
「小倉はブログで『鯖の味噌煮は、冷凍すると味がなじんで意外に美味しい』というふうに丁寧に調理法を明かしており、同世代の主婦からの支持を得ています。また、今一番料理本の出版が熱望されているのが里田まい。プロ野球選手の田中将大と結婚するにあたってアスリートの食事を勉強し、『ジュニア・アスリートフードマイスター』の資格を取得した里田の料理は、ネット上でも『毎日食べたい』と絶賛されています。実際、書籍化のオファーは殺到しているようですが、『今は夫を支えることに集中したい』と断っているのだとか。里田がそんな殊勝な態度を貫く中、お世辞にも料理上手とはいえない木下がレシピ本をサラッと出したことで、さらに風当たりが強くなっているようです」(同前)
バッシングにもめげずに料理画像をアップし続けている木下について、『彩りが改善されてる』『おいしく見えてきた』と一部で上達ぶりを評価する声も上がっている。木下はまだ26歳と今後のママタレ人生も長いだけに、『ユキナ飯。』で風向きを変えることができれば、活動の幅も広がっていきそうだが…。
(文=津本ひろとし)