ベルリン、ヴェネツィアと並んで世界三大国際映画祭に数えられているフランスの「カンヌ国際映画祭」。日本時間の15日には第67回が開幕し、レッドカーペットに女優の長澤まさみが登場した。
長澤は、世界的な映画監督であるジョン・ウーの香港映画『太平輪』に出演しており、同作のプロモーションのために初のカンヌ入りを果たした。シンプルな黒いロングドレスに“下乳”が見えるような大胆なスリットが入った姿でレッドカーペットを歩いた長澤。この日は、海外がイメージする“東洋”といった趣なのか、いつもより濃い目のメイクに太眉という、普段とは違った雰囲気を醸し出していた。
そんな長澤の姿に、ネット上では「さすがにスタイルがいい」「世界に出しても恥ずかしくない女優」という声が上がっている。長澤は昨年、台湾ドラマ『ショコラ』に主演、さらに『太平輪』で海外映画初出演となり、まさに世界に向けて存在感をアピールしているといえそうだ。
しかし、長澤の代名詞ともなっていた美脚が封印された衣装であったことから、「良さが消えてる」「なぜ隠す」という声もあり、セクシーさを演出したであろう下乳の露出についても「ほとんど見えない」「中途半端」という厳しい意見が上がる始末。さらに、メイクについても「似合ってない」「老けて見えるのは気のせい?」と、どちらかといえば“ナチュラルさ”が魅力である長澤の良さが打ち消されているととらえる人も多いようだ。
「海外の映画祭ということで、外国人向けのメイクであるのは間違いありませんが、もともと長澤は『目尻のしわがひどい』『ほうれい線がくっきり』といわれるなど、“老け顔”という声が多いからこそ、あえて濃いメイクだったのかもしれませんね。先日『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)に出演した際も、『髪型が似合ってない』『目の下のくまがひどい』と、最近はとくにルックスの変化を指摘されることが多いようですし…。メイクより気になったのは脚をほとんど見せていないことです。映画の舞台挨拶やファッションイベントなどにもショートパンツで登場するなど、美脚推しの長澤だけに、それが封印されると一気にネガティブな声が多くなりますね(笑)」(芸能ライター)