4日に放送された『有吉反省会』(日本テレビ系)に、元モーニング娘。(以下、モー娘。)の市井紗耶香(30)が出演。市井といえば、近頃『大人AKBオーディション』に応募し、最終選考で落選したことが話題になったが、この番組にもその件で登場。元モー娘。でありながら、AKBに鞍替えしようとした理由を説明しにやってきていた。
番組冒頭からMCの有吉弘行(39)に「アイドル気分が抜けないみたいで…」とツッコまれた市井は、「まだまだ全然イケる」と満面の笑顔。30歳以上に限定された大人AKBオーディションには、「だって必要ないでしょ」と、モー娘。時代の恩師であるプロデューサーのつんく♂に報告することもなくエントリーしたと言い、これだけの話題になったのも、「世の中が騒いじゃっただけ」とあっけらかんと語った。
すでに10年以上も前にモー娘。は卒業しており、自分が元モー娘。のメンバーだとは誰も知らないと自虐的に言う市井。さらに、2011年に結成したモー娘。のOGからなるドリームモーニング娘。に呼ばれなかったことを愚痴りながら、「だったらいっか」と今回のオーディションを受けたと説明。ドリムスへの参加を希望していたが、「事務所が違う」といった「大人の事情」で選抜から外れた市井は、相当悔しい思いをしたようだ。
「もう1回輝ける何かがあればチャレンジしたい」との思いで、大人AKBオーディションを受けた市井。「入ったら絶対面白い」と言う彼女の顔は、自信とやる気に満ち溢れていた。出演者たちの「売名でしょ?」といった言葉にも余裕の笑顔で「違いますよ~」と答え、落選という結果について有吉が、「いるもん。もっとイイ女は」と言っても、彼女の笑顔は涼しげなまま。どこか貫禄のようなものまで感じる笑顔だった。