そんな彼女の人物像がよくわかる一つのエピソードがある。昨年、自身のTwitterで「脳よ起きろ!立ち上がるんだ!と言い聞かせて収録行ってきまーす」とツイートした平は、それと同時に自宅と思われる場所でパジャマ風の出で立ちの写真を投稿したが、写真の中のガラスに男性の姿が写り込んでいるのが見つかった。それを見たファンから「もしかして彼氏?」との声が浮上し、スキャンダル処女だった彼女にもついに恋人が…と思われた。
しかし、平は「窓に誰か映ってるとかいうか怖くなっちゃったじゃん」「『ザ・ミュージック』最終回の収録現場だょ!プロデューサーさん」と疑惑を否定。最初に「収録行ってきまーす」とつぶやいていたにもかかわらず、急遽「収録現場だよ」とバレバレの言い訳をしたことになるが、これに対して「苦しい言い訳」という批判的な反応だけでなく、「天然なのはキャラじゃなくてガチだったんだな」「こんなベタな言い訳するとかかわいすぎる」と好意的な受け止め方をする人も多く見られるという意外な結果となったのだ。
他のタレントが同様のことをすれば叩かれるのみかもしれないが、天然ぶりが周知され、それも魅力の一つである彼女の場合は、許されるどころかさらに好印象をもたらすという珍しい形で事が落ち着いた。彼女の持ち前の運の強さと、本来の人となりが功を奏したといっていいだろう。
愛らしいルックスと天然キャラ、そして隠れ巨乳とチャームポイント満載の彼女は、意外にも今年で三十路に突入する。しかし、今後は女としての魅力が深まりそうな気配もあり、将来的に“かわいいおばあちゃん”になりそうな素質が感じられる。そんな平から、今後も目が離せそうにない。
(文=サ乙)