16日に都内で行われたロッテ「グリーンガム」リニューアル&新CM発表会に、女優の武井咲とタレントの笑福亭鶴瓶が出席した。鶴瓶は武井と久しぶりに会ったようで、「全然変わっていない。スレていないよね」とうれしそうな様子を見せ、「43年、この世界でやっているから分かる。スレないのはすごい」と絶賛。武井は「親が厳しいんですよ」と照れたように答えていた。
2人は以前に旅番組で共演しているが、その際に鶴瓶が「きれいだね」と武井をほめたことがあるという。しかし、武井はそれに「近くで見たらゆがんでいるです。だから遠目がいい」と自虐的な答えを見せ、鶴瓶は「それで(心を)グッとつかまれた」と惹かれる理由を明かした。
剛力彩芽、忽那汐里とともに「オスカー3人娘」と呼ばれてブレイクを果たした武井。2012年には『Wの悲劇』(テレビ朝日系)、『息もできない夏』(フジテレビ系)、『東京全力少女』(日本テレビ系)と3クール連続で連ドラ主演を務め、昨年から今年にかけても月9ドラマ『海の上の診療所』(フジテレビ系)に出演、『戦力外捜査官』(日本テレビ系)では主演を務めるなど活躍を続けている。
しかし、ネット上では「ゴリ押し」「見飽きた」といったネガティブな意見が出ていたのも事実。加えて、一部では「口がゆがんでる」などの声も出ていたが、今回自ら顔のゆがみを認めているような発言をしたことになる。
「多忙ゆえのストレスからか、一時は衣装を見て『聞いてない!』と機嫌を損ねたり、マネージャーに八つ当たりのような行為をするなど、ドラマやグラビアの現場から悪評が噴出していました。しかし、尋常じゃない働きぶりには業界内でも同情の声が聞こえてくるなど、心身ともにいっぱいいっぱいだったのは想像に難くない。ネット上のウワサを本人が目にしているかどうかはわかりませんが、結果的にそれを逆手に取るような発言ができるようになったというのも、多少余裕が出てきたということなのかもしれませんね。女優として大切な目力を含め、ルックスのよさは疑いようのないところですし…」(芸能ライター)
今年も、12年に公開され大ヒットした映画『るろうに剣心』の続編となる『京都大火編』と『伝説の最期編』がそれぞれ8月と9月に、11月には主演映画『クローバー』が公開予定の武井。本人は自虐的に「ゆがんでいる」と発言したが、圧倒的な美貌は若手女優の中でも群を抜くものだろう。鶴瓶も虜にする“謙虚な美人”は今後もますます活躍の場を広げそうだ。
(文=津本ひろとし)