「この時の様子が一部の大手スポーツ紙で『公開デート』と報じられ、杏の所属事務所が激怒したんです。杏の事務所はナベプロ系列。ナベプロはタレントのイメージ管理に非常に厳しく、しかも杏は売り出し中の期待の星ですから、これを報じたスポーツ紙に速攻でクレームが入った。それだけでなく、東出の所属事務所も厳重に釘を刺されたようです。東出は記者からの声掛けに中途半端に反応し、紙面に『交際を否定も肯定もせず』と書かれてしまったことがありましたしね。東出の事務所は中堅クラスですから、ナベプロとの芸能界での力関係は歴然。ナベプロに配慮する形でマスコミ対策を徹底するようになった。しかし、東出の事務所はあまり派手なスキャンダル対応を経験したことがなく、報道陣の声掛けを禁じる際にカメラマンの『目線ください』という言葉すら許さないなど、横暴にも感じられる対応になってしまっている」(芸能関係者)
逆に言えば、これだけ過敏になっているということは交際を認めているようなものと感じられる。実際に二人の仲はどうなっているのか。
「双方の事務所が『仲のいい友人の一人』とお決まりのコメントで否定しましたが、今年1月に女性誌が東出の実家でデートする様子を写真入りで報じており、異性の実家で正月を過ごしておきながら単なる友人関係というのは無理がある。当然ながら親公認のイイ仲だったようです。しかし、杏の事務所が熱愛報道を快く思っておらず、東出の事務所も及び腰になっていることもあり、周囲からの圧力で交際はうまくいっていないようです。二人で会うことすら難しくなり、破局寸前と見ている関係者もいるようです」(週刊誌記者)
『ごちそうさん』が高視聴率だったこともあり、東出も杏もまさに今が旬。人気が高まれば事務所側がスキャンダルを嫌がるのは当然なだけに、いたしかたない部分もあるだろう。だが、ハッピーエンドで物語が幕を閉じた『ごちそうさん』で二人そろってブレイクしたことが破局の原因になってしまったら、何とも切ない結末といえそうだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)