ひと昔…いや今でももちろんそうだと思うのですが、裸が商品であるAV女優が日焼けをするのはもってのほか。僕が編集者やインタビューアーとしてAV女優のグラビア撮影に立ち合っていた頃は、真冬だろうと真夏だろうとモデルが日焼け止めクリームを全身に塗りたくるのは、現場では当たり前に見られる光景だったわけで…。
そう思い込んでいた古式ゆかしき元エロ本編集者で現AVライターの僕を驚かせたコがいる。それが、俗にいう単体美少女でありながら、いつの間にやらビキニ跡がクッキリ残るカラダになって、その後もトーストボディのまま作品をリリースし、いまや「日焼け系女優」という新たなジャンルさえ設けてしまいそうな勢いのオグナナこと小倉奈々だ。
個人的は、じつは昔から日焼けボディって大好き。けれどAVではあまり見ることができなかった…。そんなところに単体女優でありながら小麦色ボディでオグナナの活躍は正直嬉しかった。
そして最近、AVをモニターをしつつ「日焼け物」と呼べるような作品に、ちょくちょく出会うように。そんなおりに観たのが、S1からリリースされた『日に焼けた肌 夢乃あいか』だった。夢乃あいかは2013年5月『新人NO.1 STYLE 夢乃あいか AVデビュー』という作品でAV界に登場した子で、身長149cmで顔も中学生の如く幼げ。けれどそのボディは79cmGカップ、W52H78…というか、数字で書くとちょっと分かりづらいでしょうか。小柄なお陰で数字的には迫力に欠けるかもしれませんが、その目で実際に見ていただければすぐ分かるぐらい、文字通り凸凹が魅了する、俗に“砂時計体型”とも言いますが、まさにひっくり返しながら永年の時を繰り返し見ていたくなるような逸品ボディの持ち主。しかも肌は白くツルツル。なにせデビュー当時は18歳で、今年の8月26日まで19歳のティーンエイジャーですから。
この『日に焼けた肌 夢乃あいか』は、普通に見ているだけでも十二分に魅力的な乳房や尻に、小麦色と美白肌のコントラストで三角形を見事に浮かび上がらせているのです。それは、ある意味ヘタなコスプレ以上のインパクト! さらに作品では、日焼けボディをオイルと透けレオタード、ビキニと白いTシャツなどでデコり楽しませるといった場面もあれば、幼げな顔にハマリ過ぎている援交女子校生役で登場したあいかと、まさにHをしちゃっている気分になれる主観アングルのカラミもある。
個人的には、「イク!」と小さく叫び下半身をビクビクと痙攣させ、その後には笑顔を見せながら騎乗位に体位を変え、腰使いを見せつけたハメ撮りの生々しい日焼けボディに一番魅せられました。これを名付けるなら、まさに「モノトーンの奇跡!」
今回紹介した『日に焼けた肌 夢乃あいか』は、日焼けと極上ボディをコラボさせているわけですが、その他にも日焼けとソーププレイをコラボさせた『日焼けあと×高級泡姫 吉沢明歩』という作品などもリリースされています。夢乃あいかの今後の躍進と共々、日焼け物AVの今後のさらなる発展も期待したいところです。
(文=浅見光彦)
浅見光彦プロフィール
果物系と呼ばれた古式ゆかしき某AV情報誌編集者として業界に携わり、ゆえあって今やひきこもり系ライターになっちゃいました…。