「中村さんの言うとおり、確かに2人の立場は完全に逆転しましたよね。中村さんがあそこまで強気の発言をするのも、自分の仕事が順調だからでしょう。一方の芹那さんといえば、今やほとんどテレビで見かけることはありませんから。やはり、山里亮太さんなどが散々言っていたように、“芸人をダシにしてきたこと”が彼女の露出を徐々に減らしたのではないでしょうか。芹那さんの得意技といえば、『あの人に言い寄られた』『あの人に電話番号を聞かれた』『あの芸人に口説かれた』といったエピソードばかりでしたからね。芸人としてはネタにできる話題であっても、あそこまで節操なく話されては、やはり警戒してしまうのだと思います。共演NGとまではいかなくとも、“芹那はちょっと…”といった雰囲気になったのでしょう。そもそも特別な芸のあるタレントでもない芹那さんとすれば、 それは致命的ですよね。はっきり言ってしまえば、あのクラスのタレントはいくらでもいるわけで、むしろ若い女の子のほうが勢いもあって新鮮ですからね。いっときのチヤホヤされたブレイク時に、芹那さんはちょっと勘違いしてしまったのかもしれませんね」（業界関係者）
番組の中では芹那に圧倒的な勝利を見せつけた中村アン。しかし、そもそもその中村も、いつまでも安泰というわけではないことは自分でも分かっているだろう。だからこそ、芹那に向かってこれだけ過激な発言をしたともいえる。その大胆な発言を武器にバラエティで活躍してきた彼女が、今後どこまでその姿勢を貫けるか、大いに見ものであるし、楽しみでもある。
（文＝峯尾／http://mineoneo.exblog.jp/）
著書『松本人志は夏目漱石である！』（宝島社新書）
