「床オナニー」からの卒業

0317yukaona_fla.jpg※イメージ画像:Thinkstockより

 春は出会いの季節だ。しかし、出会いの前には別れがある。卒業シーズンの今、これまでのオナニー法に別れを告げ、新たなるオナニーライフへの一歩を踏み出そうとしている者も少なくない。男たちが、長年慣れ親しんだオナニーと決別し、新オナニーを開拓しようとするその背景には、一体どのような事情が潜んでいるのだろうか?

■間違ったオナニーの代名詞「床オナ」
 オナニーは、算数のように「正しい答えはこれ」と決まっているわけではない。当人の満足度が第一で、基本的には「間違ったオナニー」は存在しないのだ。しかし、近年あちこちで「間違ったオナニーにより、セックスでの射精が困難になるケース」について取り上げられるようになってきた。そう、床オナニーである。

■強い快感ゆえのデメリット
 床オナニーとは、布団・畳などの上でうつ伏せになり、陰茎を擦りつけるようにして腰を動かすオナニー法のこと。手で陰茎をグリップし摩擦によって射精へと導くスタンダードなオナニーと違って、己の体重が圧力となって陰茎にかかるゆえ、強い刺激が得られる。強い快感が魅力のオナニー法だが、セックス本番での刺激を物足りないと感じるようになり、遅漏の原因になることもある。

■床オナからの卒業
 床オナニストの中には、「女性とのセックスチャンスなんぞ滅多に訪れるものでもなし、遅漏になっても構わない」と達観した考えを持つ者も少なからず存在するが、その一方、「カノジョがデキた」「婚活に本腰を入れる前に遅漏を矯正したい」などの理由で、床オナニーからの卒業を決意する男性も。

■欧米の大学のようなもの!?
 しかし、口で言うほど床オナニーからの卒業は容易ではない。日本の大学は、入るのは難しいが出るのは簡単と言われている。逆に欧米の大学は、入るのは簡単だが出るのは難しい。床オナニーは、まさに欧米の大学のようなもの。床オナニーの世界に入るのは簡単だが、その快楽から卒業するのは非常に難しいのだ。

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