「いわゆるトンデモ情報に近いものかもしれませんね(笑)。もちろん、不良少女を演じるにあたってそういった場に足を踏み入れておくことは必要なだけに、いたとしてもおかしくはありませんが…。クラブ遊びが報じられる女性芸能人は確かにいますが、能年にとっては“社会科見学”のようなもので、一度誰かに連れて行ってもらった程度でしょう。入り浸っていたり、特定のクラブの常連になっているという可能性は低いと思いますよ。先日、『フライデー』(講談社)にアウトレットモールで買い物している姿が撮られていましたが、そのときも知人の中年夫婦と一緒でしたから、まだ“保護者”が必要な彼女が夜な夜な遊び歩いているというのは考えにくいでしょうね」(芸能ライター)
能年といえば、人見知りな性格で知られており、バラエティや記者会見では挙動不審な動きや独特の発言を見せることも多い。そういった“危なっかしい感じ”がたびたび話題になることも多いが、CMで大人びた姿を見せた際には「視聴者が求めるのは永遠のドジっ子」として批判の声が上がったように、持ち味にもなっている。
「『あまちゃん』で共演した橋本愛は、新宿を徘徊して看板を叩くなど奇行スレスレの姿が『フライデー』(講談社)に撮られたことがあり、ルックスについても『あまちゃん』後は“劣化”が叫ばれることが多い。しかし、能年の方は撮られても買い物姿や物件探しの様子のみで、『相変わらず目がキラキラしてる』という声が上がるなど透明感はいまだ健在です。そんな能年のキャラクターとクラブ遊びには、あまりにもギャップがありすぎますよ」(同)
「カルピスウォーター」のCM制作発表では、兵庫から上京してきたときのことを振り返って「どこに行けば遊べるのか、わからなくて、閉じこもっていた」と語っていた能年。現在もそれに近い生活を続けているとしたら、やはりクラブ遊びにハマるといった心配はなさそうだ。とはいえ、『ホットロード』の後には『海月姫』でオタク女子を演じることが内定したとささやかれるなど、今後女優としてさまざまな役にチャレンジしていくことは間違いない。そのためなら、クラブだけでなくどんどん未知の場所へ足を運んでほしいものだ。
(文=津本ひろとし)