7年契約で総額1億5500万ドル(約161億円)という鳴り物入りで米大リーグのニューヨーク・ヤンキースに入団した「マー君」こと田中将大投手(25)。今月6日にはオープン戦で初先発し、3回を投げて2安打1失点ながら初の本塁打を浴びるというメジャーの洗礼を受けた。現地の期待は日本人が思う以上であり、米メディアもマー君の仕上がりに大注目している。
そんな中、マー君に負けないくらい熱い視線を集めているのが妻の里田まい(29)。つんく♂プロデュースの「カントリー娘。」としてデビューした里田は、アイドルとしてはパッとしなかったものの、おバカタレントとしてブレイク。しかし、出演番組『クイズ!ヘキサゴンII』(フジテレビ系)の司会を務めていた島田紳助の引退の煽りで再び落ち目になり、マー君との玉の輿婚で大逆転したというのが多くの日本人の認識だ。
だが、アメリカのメディアは「タナカの妻は日本の人気アイドルスター」と報道。大手新聞「ニューヨーク・ポスト」は里田を特集した記事で「驚くほど美しい妻」と里田を評し、大手タブロイド紙「ニューヨーク・デイリー・ニューズ」は1面でマー君の写真よりも大きく里田のアイドル時代の水着写真を掲載した。
このフィーバーぶりに日本人としては「何か誤解しているのでは…」と思ってしまうが、一連の報道によって現地で“里田バブル”が発生しているようだ。
発売中の「女性自身」(光文社)によると、すでにマー君にはアメリカ向けのCMへの出演依頼が舞い込んでおり、本人だけでなく「夫人も一緒に」とのオファーが来ているという。マー君のマネジメントを手掛ける代理人事務所は、今季で引退するヤンキースのデレク・ジーター選手も担当しており、ジーターのCM契約料が約700万ドル(7億円)。この金額をベースにマー君夫妻の出演料を交渉しているといい、話がまとまればCM契約においてもメジャーのスター選手と一気に肩を並べることになる。