──プライベートのお話も伺いたいんですが、前にインタビューした時は「旦那さんはいるけどセックスレス」って仰っていました。
「その状態は続いていて、家庭ではセックスレスだけど、常にセフレがいるって話をしたと思うんですけど、そこに変化はありません」
──新しいセフレに変わったとか?
「ずっと同じ人です。私はセフレができると長くてコロコロ変えないんですよ。まず喋らないとキツそうに見えるからナンパされないし、お酒を飲まないから出会いもないし、それもあってセフレができると長いんですよね。10年以上って人もいますよ」
──どういう人がまりなさんのセフレになれるんですか。
「まんまだけどセックスが楽しい人だよね。あとフィーリングとセックスの好み。プライベートでアナルとかフィストとかやった相手は10年付き合っているセフレで、趣向や興味を持つことが一緒なんですよね」
──なかなかフィストをやりたいって意見が一致する相手はいないですよね(笑)。
「そうですよね(笑)」
──過激な方向に走ると、やることに行き詰りませんか
「そんなことないよ。ちょっとSMを取り入れてみたり、アナルの方向を探ってみたり、いろんなことが研究できるから、やることが尽きるってことはないよね」
──どういう時に、こういうプレイをしてみようって提案するんですか。
「洋ピンとか見ていて、『こんなの流行っているんだ!』って取り入れる(笑)」
──洋ピンがトレンドの基準ってのも正解か分からないですけどね(笑)。
「今は若い子もハードなことをやっているじゃないですか。それを見ると負けられないぞって思う」
──負けず嫌いですね~。でも、やってないことはないんじゃないですか。
「ないかも(笑)」
──復活して初めて経験したことってありますか。
「やっぱり露出ですかね。撮影で外で素っ裸になってハメた時は超開放感で、『何て気持ち良いんだろう!』って思いましたよ。露出にハマる人の気持ちが分かりました」
──どれぐらいまでAV女優は続けていこうと考えていますか。
「それが私、今年で45歳なんですけど、1年かけて引退しようかなって計画を何となく立てているんです」
──え~!? まさかの引退宣言ですか…。オファーが減った訳じゃないですよね。
「むしろ仕事が入り過ぎてセーブしているぐらいで。AVに飽きちゃった訳じゃないんですけど、落ち目になってまで続けたくなくて。それは若い時もそう思って引退したから、今回も同じ気持ちなんだなって気付いて、『あと1年』ってキーワードで45歳を頑張ろうかなって。ピリオドって大事だし、ダラダラするのが嫌いで、白黒ハッキリさせないとダメな性格なんです。自分の中で45歳は精一杯頑張ろうと決めて、それで1年後に確実に引退しますって言い切れはしないんですけど、そういう気持ちは芽生えてきました。あ、こうやって引退話をするの初めてだわ(笑)」
──ここに書いちゃっていいんですか?
「いいです。45歳の松本まりなを引退作として各メーカーさんに撮ってもらいたいなって。急に引退しますじゃなくて1年かけて終わろうかなと。生モノなので賞味期限もあるし(笑)。美味しい時に皆さんに食べていただきたいんです!」
(文=猪口貴裕/写真=辰巳ちえ)
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