「一周回ってピュア」問題発言連発するも自分ではピュアキャラ気分の指原莉乃


 さらに指原は、アキバ系アイドルへの殺害予告で33歳の男を逮捕というニュースが話題になると、「私自身もありえる話だし、そういう話があるのは聞いたことがある」と告白。「毎日怖かっただろうな」と当事者のアイドルに心配を寄せながら、自分も「Twitterで1日100件くらい言われるから」「“死ね”(と言われること)には何も思わない」と人気アイドルならではの心情を吐露する。

 番組の事前アンケートに「自分はスキャンダルがあるから、いつ殺されてもおかしくないと普段から思っている」と答え、「ノースキャンダルで殺されるのはイヤだけど、(私の場合は)ワンスキャンダルだから…」と語る指原。一般の人からすれば、スキャンダルごときで殺されてたまるかとも思うが、アイドルとファンの関係においては、時に感情の歯止めが利かなくなってしまうことが起こり得る。

 過去のものとはいえ、ファンを裏切るスキャンダルにまみれながらも「一周回ってピュア」と自分のことを言い、それでいて「ファンにはいつ殺されてもおかしくない」と考える指原。矛盾するようだが、それだけの自信と覚悟がないとアイドル稼業は務まらないのかもしれない。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/
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