また、記事では大島が本格女優への鞍替えを決意した背景には、先に卒業した前田敦子の例があるからだという。かねてから女優志望だった前田だが、卒業後に出演したドラマや映画が大コケしたことから、大島は前田を反面教師にしているというものだ。
「確かに前田は一時“低視聴率女王”と呼ばれつつありましたが、映画『苦役列車』や『もらとりあむタマ子』では、その演技を評価する声も出ています。4thシングルのMVでもある中編映画『Seventh Code』では、黒沢清監督に絶賛されるなど、映画女優としての地位を確立しつつあります。前田とは親友としても知られていますから、大島としては前田の活躍を励みに追いつけ追い越せという心境でしょう。さらに、秋元才加もAKB卒業後に映画『奴隷区 僕と23人の奴隷』で主演が決定しており、現在は三谷幸喜の舞台『国民の映画』にも出演するなど女優の仕事が増加しています。ここで大島も成功することで、AKB卒業から女優というレールに勢いをつけたいのかもしれませんね」(同)
ファンの呼びかけにより、大島がセンターを務めた大ヒット曲「ヘビーローテーション」のMV再生回数が1億回に迫るなど、3月の卒業に向けて盛り上がりを見せている。また、大島が着用したネクタイがネットオークションで99万9,000円で落札されたことが話題になるなど、AKBの顔として高い人気を誇る大島。卒業後も、その名に恥じない活躍ができるかどうかはファンならずとも注目したいところだ。そのために、文字通り“裸一貫“で濡れ場に挑んでくれるとしたら言うことはないのだが…。
(文=津本ひろとし)