12日に放送された『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)に、15日公開の映画『土竜(モグラ)の唄 潜入捜査官REIJI』に出演する豪華俳優陣が集結し、主演を務めた生田斗真(29)をはじめ、岩城滉一(62)、遠藤憲一(52)、上地雄輔(34)が「誰が1番セコい男か」という人間性診断を受けた。
番組では、「子どもと何時間も遊べるか?」「腹が立った時すぐ口に出すか?」「彼女からのメールをすぐ返信するか?」「口が堅いか?」という質問のほか、心理テストの実践が行われ、俳優陣の中で誰が1番セコい男なのかを判定。ちなみに質問に対する結論を簡単に説明すると、
「子どもと何時間でも遊べるか?」→はい
「腹が立った時すぐ口に出すか?」→いいえ
「彼女からのメールをすぐ返信するか?」→はい
「口が堅いか?」→はい
と答えた人が、それぞれ「セコい男」と診断された。結論からいうと、生田と岩城が4つに当てはまりセコい男に決定。しかし、そんな人間性テストの結果にもかかわらずネット上で話題になったのは、やはり熱狂的なファンも多ければアンチもまた多い上地であった。
ホンマでっか評論家陣にはセコい男と判断されなかった上地。しかし、「彼女からのメールをすぐ返信するか?」という質問の中で上地は、友達と遊んでいるときに携帯電話をいじっているのは許せないと言いながら、自分のメールにはすぐに返信をしてくれないと我慢できないと告白。こうした上地の発言は、自分勝手で自己中心的な性格の持ち主の表れだと指摘され、返信が届く前に催促のメールを送るタイプの人間には、DVを振るう可能性があるという。まさに上地がそのタイプのようで、返信がないときなど、「もしもーし」と改めてメールを送るようだ。
ネット上では、そんな上地の、一緒にいる相手には携帯をいじらせず、それでいて自分のメールの返信を強要する態度について、「子供すぎ」「ただのわがまま」などといった声があがっているというわけだ。
また、「ブラックマヨネーズの小杉の髪の毛を抜かせてもらうときのお願いの仕方」という心理実験では、ネット上で「実は腹黒い」と話題になっている。ほかの出演者たちが、直接髪の毛をくださいと頼んでいる中、上地だけが、「植毛法を学び、返しますから」とギブ&テイクの提案をし、心理学的に方略的策略家と判断されたからだった。
「バラエティ番組などでのMCとの会話の切り返しでも分かりますが、上地さんは頭の回転が早い。勉強ができるとは別次元の話で、頭がいいタレントだと思いますよ。割と周囲に気を使っていると言いますか…。そこらあたりが“腹黒い”と勘ぐられてしまうのかもしれませんね。上地さんには常に『子供すぎ』との指摘がついてまわりますが、そういった無邪気な性格が苦手な人も多い。そういうこともあって、辛らつなアンチもいて熱烈なファンも多いという現状になっているのでしょう。彼のとらえどころのない性格が、良くも悪くも映るのかもしれませんね」(業界関係者)
同じ上地を見ても無邪気ととるか単なるわがままととるか、それは人それぞれ。上地雄輔という俳優には、そんな不思議な魅力があるのかもしれない。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/)
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