──男優をリスペクトしてるんですね!
ななせ え? どうしてそう思うんですか?
──普通ならそんな異様な風景は見なかったことにしますよ?
ななせ あ、そうなんですね(笑)。なんだろう、私は男の人が好きなのかも。だから私のためにたくさん集まってくれただけで嬉しかったんです!
──男の人が好きってまた大胆な発言ですね。これまで何人の男とつきあってきたの?
ななせ そういう意味ではないんです~。プライベートでつきあったのは2人だけです。周りの友人はかっこいい男の子にすぐについて行ってしまって、結局どれが彼氏かわかんないような子が多くて、私はそれが嫌だったんです。それに私の場合は一人とつきあうとその人しか見えなくなってしまって、他の男性に魅力を感じなくなってしまうんです。
──純粋なところがあるんですね。初カレは?
ななせ 17歳です。初エッチもその彼です。周りの子はみんなエッチした話をしてて、一緒に「私達まだ処女だね。どうしよう」って言ってた子さえも、どんどん経験していって、私だけが取り残された感じで、凄く焦っていましたね。
──本当? でもモテたでしょ?
ななせ いいえ、女子校だったので出会いがなかったんです。でも、親友が彼氏の友達を連れてきてくれて4人で遊ぶことになって、それがきっかけでやっと彼ができたんですよ。
──待望の初体験の感想は?
ななせ 痛いっていうのは知っていたんですけど、予想もできないほどの痛さでした。しかも、その時に初めてお父さん以外のオチ●チンを見て、本当にビックリしましたね。勃起してる状態を知らなかったから、まず大きさに驚いて。でも、それが男性の通常のサイズなんだろうと思ったんですけど、今思うとデカチン男優さん並みのサイズだったんです。私の腕くらいの太さがあったんですよ!
──それは痛いはずだね。セックス恐怖症にならなかった?
ななせ セックスというか、私は男の人とつきあえない体なんだって思いました。結局、それが原因ですぐに別れてしまって…。
──かなり苦い経験だね。でも2人目の彼氏ができたんだよね?
ななせ はい、6つ上の社会人でした。その人も友達からの紹介で、向こうから付き合って欲しいと言われて。ノリ気じゃなかったんですけど、とりあえず付き合うことになったんです。でも、年上だからリードもうまいし、サイズも普通だったのでスムーズにできたんです。その時からですね、セックスが好きになったのは。どこが気持ちいいのか聞いてくれる優しい人だったから。
──1人目のトラウマは払拭された?
ななせ そうですね。1人目みたいなことになるのが恐くって、最初は積極的になれなかったんですけど、付き合ううちにどんどん好きになっていきました。男の人に対する怖さもなくなって、むしろ興味を持てるようになったんですよね。
──そして、男の人が好きだと言えるまでになったんですね?
ななせ はい。本当にその彼のおかげで変われたんです!
──とはいえ、27人の男に囲まれる心境ってどうだったの?
ななせ 皆さん個性的でそれぞれ違う印象を受けました。リーダー的な存在だった吉村卓さんは以前もお会いしてことがったので安心できましたし、その他にも会ったことがあった方がいたので恐くはなかったです。
──撮影は120分ノンストップで行われたんですよね? 不安はなかった?
ななせ ありましたよ。これまでマニアックな撮影はやってきましたけど、休憩はかならずあったので。1シーン終わったらメイクさんのところにいって『はぁぁ~』ってリラックスしていたのに、それができないってことでしょ。珍しく前日から緊張してました。でも、とにかく食べるものは食べて、余計な体力を使わないようにしようって思ってました。
──アスリートみたいだね(笑)。
ななせ そうかも。とにかく体力が大事だと思って本番直前にオロ●ミンCを飲みました(笑)
──今回の撮影ではノーカットの他に中出しという高いハードルもあったのですが、これは躊躇しなかったの?
ななせ 前にもやったのですが今回の多人数+ノーカット中出しは桃太郎さんが初めてで、とにかくいろんなことがしたくってこのお仕事を始めたんですけど、1度経験すると納得するというか安心できるというか。それよりもやってことがないことばかり気になっていました。例えば、皆で並んでキスしていくシーンとか。そんなこと日常ではありえないじゃないですか。A●B48の握手会のノリでしたね。卓さんがはがし役になってましたし(笑)。
──ポジティブだね~。昔からそうなの?
ななせ 昔は違ったかも。中学くらいまでは目立たないようにしていたし、オシャレの仕方も知らなかったし…。中学の頃ってギャルがモテるじゃないですか。私はメガネだしメイクもしたことなかったし、恋愛とは無縁だって諦めていたんです。そんな私が今はこんなにたくさんの男の人に囲まれているってことが嬉しかったんです!
──恋愛に無縁だなんて信じられない…。
ななせ 本当なんです。どうせつきあえないんだからと思って身近な男性を好きになることもなかったし、芸能人にキャーキャー言ってるような子でした。オシャレしようと思ったのは高校生になってからなんです。遅いんです。
──一気にモテ期到来ですね!(笑)
ななせ あはは、そうです(笑)。でも、モテたい期は高校生の頃でした。あの頃は少女漫画みたいな恋ができるって信じてましたね。電車に乗ったらカッコイイ男の人に声をかけられて恋しちゃったりするのかなって思ってましたもん。でも、実際はチャリ通だったので、そんな出会いもなく…。夢中で自転車漕いでシャーッと通学するだけ。友達に紹介してもらわなかったら未だに彼氏いなかったかも。