地味なOLからド変態AV女優に転身したアダルト業界の逸材・佐々木恋海!!

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──では、まだ欲望の果てを知らないんですね。では、現時点で一番気持ちよかったプレイを教えて下さい!

恋海 どんどんセックスの良さを知っていってる状況なので、一番はつい最近の話になりますね。発売前なので詳しくは言えませんけど、号泣してしまった作品に出会ったんです。女性監督の作品なんですけど、細かな指示もなくて「本気でぶつかって欲しい

とだけ言われた作品だったんです。

──涙の理由は?

恋海 感情が溢れてしまったんです。プライベートな過去の記憶と重なった部分もあって…。裏切られたけれど好きな人がいて、そんな設定です。その日はずっと泣きっぱなしで、監督さんも一緒に泣いてくれて、撮影が終わったのが深夜1時。いつもなら「お疲れ様
で全て終わるんですけど、その日は家に帰ってからも感情を引きずったままで、一人でいるのが寂しくって辛くって、深夜3時に友達に来てもらったんです。

──役柄が憑依しちゃったんだ?

恋海 はい。初めての経験でどうしようかと思いましたね。結局、その日は友達の顔を見た途端にケロッとしてしまって、何事もなかったようになったんですけど、今後また同じ経験をしたらどうしようって思いました。嫌ではないんです。ただ、セックスするならそこまでしないといけないんだろうなって思うようになってしまって。

──魂から入りこむセックスの快感を知ってしまったんですね?

恋海 そういうことだと思います。そして、それを知って、自分の過去から現在までがすっとつながったんです。高校生の時に初めてAVを観て、可愛い女の子を観て「もしかして私も…
とほんの1ミリ感じたものがあって、だからこそ今があるんだって。こうなる運命だったのかなって…。

──それもまた、説明のできない性体験の神秘ですよね。さて、今回の作品でも、何かしらの発見はありましたか?

恋海 ありましたね。変わった設定でしたけど、実は今回の内容も過去にリンクする部分があったんです。

──え? 調教を散々された上で最後は彼が赤の他人を連れてきて「この男に気持ちよくしてもらいなさい」というプレイでしたよね。まさか!?

恋海 実は、未遂でしたがプライベートでも同じプレイをしかけたことがあるんです。セフレみたいな間柄の男性の彼が「これ友達だから一緒にしよう」と知らない人を連れてきたんですけど、それがネットで知り合った変態仲間だったんです。でも、彼の様子がぎこちなくって問い詰めたら、それが発覚して未遂に終わったんです。

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──性欲旺盛なら3Pも興味あったでしょ?

恋海 ありましたよ。でも、騙されたのが許せなかったんです。正直に言ってくれたらやっていたと思うんですよ。でも、断った後にちょっとしてみたかったかも…って思っていたんです。

──では、愛人の前で他人とセックスするという設定は、プライベートで後悔してたことが叶ったというわけですね?

恋海 あはは、はい(笑)。実際にやってきて分かったんですけど、完全に割り切れないそわそわした感じがよかったんですよ~。恥ずかしくって仕方ないんですけど、その辱められていることに興奮してしまうんです。Mな部分が刺激されるんでしょうね。

──その逆に痴女としての恋海ちゃんは逆のプレイをしてみたいと思う?

恋海 あ~、それはどうかな。寝取られ願望って痴女だからではなく、Mだからこそ持ってるものなのかもって思うんです。自分以外の女性で感じてる彼を見るのは辛いけど、その辛さもプレイの一部というか…。自分の本当の気持ちを確かめるための手段というか、上手く説明できないけど、今回の撮影を体験してみて、寝取られ願望の意味を知ることができました。

──また一歩、性の世界に踏み込めましたね?

恋海 本当にどこまでいってしまうんでしょうね(笑)。せつないのに興奮するなんて、まさか自分がそんな感情を待っているなんてね。知らない世界に踏み込むのは恐いけど、まだまだ続けていくんだろうなって思ってます。

──女優としての最終目標は?

恋海 役柄を演じるのではなく、魂から表現して伝えることができる女優になりたいです。画面を通すと、伝わっていると思って演じたことが意外に伝わっていないことがあるんです。画面という厚い壁を通して、感情を表に出していける女優になりたいですね。あ~、私、こういう話していたら止まらなくなるんですよね(笑)。

 初めて会った女性なのに、昔からの親友とおしゃべりをしているような不思議な感覚にさせてくれた恋海さん。女優としてではなく、一人の女性として性の世界を探求したいという願望がひしひしと伝わり、キラキラ輝く大きな瞳の目力も手伝ってか、ぐいぐいと魅力に飲み込まれてしまった。

 そんな彼女からの読者の皆様にメッセージをもらった。

「これまであまりイベントの経験がなかったので、今年はもっとファンの方とふれあえる機会を作っていきたいと思います。私の作品をいいと言ってくれる方と会うのは刺激になりますからね!」

(イベント・サイン会情報 2月8日(土)12:30~ラムタラエピカリアキバ、17:00~買取市場ムーランアキバ店 ※詳細情報 http://blog.livedoor.jp/momotaro_/archives/50416042.html) 
 

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 若くて美しい外見からは想像もつかない、どろどろと混濁した底なしの性欲の持ち主。彼女が性の探究を終える時、その最後の作品まで見届けてみたいと本気で思えた魅力溢れる美女であった。
(文=文月みほ/写真=辰巳ちえ)

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