女子フィギュアスケート元日本代表の安藤美姫(26)の周辺が再び騒がしくなっている。昨年12月に現役引退した彼女はシングルマザーということもあり、2月のソチ五輪に関連したテレビ解説やコメンテーターをする以外は、しばらくは育児に専念するともいわれていた。だが引退後にバラエティー出演を複数こなすなど、むしろメディア露出を増やしている。さらに、一部週刊誌で「ついに子どもの父親の実名が報じられた」と伝えられるなど、父親探しの報道合戦も再燃しそうな気配だ。
1月30日に都内で行われたハリウッド映画のジャパンプレミアでは、安藤が特別ゲストとして登場。背中が大きく開いたセクシーなドレスと黒いドレスを披露したが、黒ドレスのお尻部分がスケスケで白いTバックがバッチリ見えてしまい、これが一部スポーツ紙に大きく取り上げられた。このセクシー過ぎる姿に対し、ネット上では「母親なのに気持ち悪い」「根っからの痴女なのか」などと批判が殺到。また、同イベントで「プレイボーイが好き」と公言するなど、わざと話題になることを見越してキワドイ衣装や危ない発言で過剰にアピールしているフシすらある。
一部では、すでにソチ五輪の現地キャスターもしくは解説者として某局と契約し、ソチ入りの準備を進めているとも報じられている。そんな大事な時期にもかかわらず、こんな浮ついた言動ばかりではイメージが下がる一方だ。
安藤は現役中から、子どもの父親に関するメディアの過熱報道を批判しながら、記者会見やインタビューなどで自ら情報を小出しにするという「炎上商法」を繰り返していると批判された。引退時に「今後は指導者を目指す」と言っていた元アスリートが、またもやメディアに騒いでくださいといわんばかりの態度をとっている意図はどこにあるのか。
「安藤は日本スケート連盟との間に深い確執があり、そのせいで指導者転身が難しくなっている。安藤がコーチした選手が冷遇されるのは目に見えていますからね。それは本人も分かっていますから、しばらくは指導者になるつもりはないはずです。韓国からコーチ就任の声が掛かっているとの情報もありますが、当面はスポーツ番組の解説者や、自身のライフワークと公言しているアイスショーで活動するつもりのようです。そのどちらも品行方正な優等生キャラより、人気や話題性が重視される。だからこそ話題を途切れさせないために、リップサービスやキワドイ衣装でマスコミの興味を引こうとしているのでしょう」(スポーツ紙記者)
一方、未婚のまま出産した彼女の「子どもの父親候補」として女性誌が1月末に“スケート界の大スポンサー”が最有力であると報道した。現恋人といわれた南里康晴や過去に交際していた元コーチのニコライ・モロゾフ氏ではなく全くの別人だ。
この人物はすでに複数のメディアで名前が取りざたされていたが、さる著名ジャーナリストが自身の有料サイトで実名で報じたことで最有力に浮上したとのことだ。この話題の人物は、フィギュアなどのスポーツ関連イベントを手がける企業の社長・M氏であり、既婚者で安藤とは親子ほど年齢が離れている。だが彼はフィギュア界に絶大な影響力があり、モロゾフと決別して心細くなった安藤にとっては、精神的にも経済的にも最も頼れる身近な男性だった。
もしM氏が父親だったとしたら、なぜそれが外部に知られてしまったのか。安藤は昨年8月の会見で「あちらの家族のこともあるので、この一年は父親が誰かという話は一切しません」と語っており、もし父親を明かすのであれば本人の口から話すべきだろう。それが周辺から漏れ伝わってしまったとすれば大問題だが…。
「これも彼女の思惑どおりですよ。父親非公表だったのは相手の男性から口止めされていたことが大きな理由だったようですが、安藤は周辺からマスコミに漏れ伝わってしまったということにして、なし崩し的に公表しようとしている。その方が話題性があるという計算もあるのでしょう」(前同)
2月7日開幕のソチ五輪では、浅田真央らかつてのライバルが熱い闘いを繰り広げることになる。だが、そのウラで安藤の「第二の人生の闘い」も激化していくことになりそうだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)