科学的に女性の乳首を分析してみると、乳頭には神経が密集している。クリトリスに次ぐ敏感な器官だそうだ。妊娠しているときに乳首を責めすぎると、子宮が収縮して早産の危険があるほどだという。
そして、男性の乳首も同じように神経が密集している。しかし、男性ホルモンによって成長が阻害されているために、乳頭が埋もれてしまうのだ。そんな引きこもり乳首を勃起させて快感へと導くためには、ちょっとやそっとの刺激では足らない。ねっとりと責めてもらえば、誰だって乳首は性感帯となる可能性を秘めているのだ。
乳首が開発されると、実際に乳頭が大きくなる。そのためシャツがこすれるだけでも感じてしまうようになるという仕組みだ。そのうえ生涯ずっと潜んでいた快感だから、忘れられなくなるのも必然。結果、リピーター率が高くなるのもよくわかる。
ちなみに、前述のY氏は今でも乳首性感に通いつめているせいか、最近乳首を責められるだけで射精してしまうらしい。それを変態ととるかどうかは個人の自由。でも、まだ見ぬ快感を知りたいのなら、一度は経験してみてもいいかもしれない。
（文＝中河原みゆき）
