なお、多い人からは10回超えという声も挙がった。気になるのは10回の内訳である。改めて、「どの行為でイカせることが多いか？」という質問を投げかけたところ、結果は以下のとおり。
1位：ペニスの挿入
2位：クリトリス刺激
3位：クンニリングス
この結果を受けて、女性である筆者は首を傾げてしまった。女性向け媒体では、「膣イキできない」というテーマの読み物を見かけるのがしょっちゅうなのだ。世の女性たちはが「膣でイケない」と証言しているのに対して、一般男性たちは「挿入でイカせることがほとんど」と申告している。残念だが、女性たちが演技している可能性も浮上してきた。
もちろん、すべての女性が演技しているとは断言できない。挿入でオーガズムに達する女性も存在するはずだ。
なお、変わりどころでは「耳舐め」や「乳首攻め」、さらには「肩への愛撫」でイカせた経験のある強者も。そう考えると、挿入による膣イキにこだわるだけがセックスではない。性器以外の部位に目を向けるのも一興である。
（文＝菊池美佳子）
菊池美佳子（きくち・みかこ）
1977年3月17日生まれ。岩手県盛岡市出身。21～29歳の間、キャバクラ嬢・テレフォンセックス嬢・企画物AV嬢としても活動。引退後、文筆業に転身。
■著書：『2010年代 ニッポンの風俗』／『つけちゃうぞ! 大人の保健体育』
『テレフォンセックス裏物語』／『Sの妹Mの彼女』
