16日に放送された『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)で、ミタパンこと三田友梨佳(26)アナウンサーがバナナマンの日村勇紀(41)にブチ切れた。
この日、番組では人気コーナー「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」の後に、「汗をかくほど美味い鍋 汗かきオン・ザ・ビーチ」という新企画を放送。ゲストとして、バナナマンのほか、おぎやはぎやEvery Little Thingの伊藤一朗(46)などが登場した。
内容は“鍋を食べて汗をかく”というタイトルそのもので、とんねるず率いる一向は都内の飲食店に繰り出し、見るからに辛そうな鍋や食事に手をつけた。そんな企画の中、さっそく汗をかいたのは伊藤。ものの1分程度でもみあげに汗を滲ませるという新陳代謝の良さを見せていた。
体格の良い日村も次第に汗をかき始めると、気づけば脇汗がびっしょりという具合。ここで、石橋貴明(52)が一言「日村の脇汗は臭そう」と言うと、進行を担当していた三田に、「ちょっと嗅いでみな」とムチャぶり。恐る恐る立ち上がった三田は、日村の脇に顔を近づけると、「くっさ!」と顔をしかめたのだった。
この三田の態度に傷ついた日村は、三田の顔を自分の脇に押し付け、そのまま抱きしめるという暴挙を敢行。嫌がる三田は、ようやく抜け出すと「最悪オン・ザ・ビーチです」と一言。びっちょりと汗をかいた日村の脇に顔を埋もれさせながらも、まだ余裕のある発言で対応した。しかし、これがきっかけとなって、日村VS三田という流れが完全に出来あがってしまう。
この日、三田は進行を担当しながら、汗をかいているかどうかの判定係りという立ち位置。汗をかいた出演者に「汗かきオン・ザ・ビーチ」の称号を与える役割だった。しかし、前述の攻防からどんなに汗をかいても、三田は「もうちょいオン・ザ・ビーチです」などと言って日村を認めない。そんな三田の態度に、日村がまたしても彼女に抱きつくのだった。
汗だくの日村に無理やり抱きつかれて唖然とする三田。先ほどはコーナータイトルと文字って対応していたが、そんな余裕はもうないようで、ただ思いっきりビンタをお見舞いする。さらにその件は何度も続き、三田のビンタも徐々にエスカレート。もはやバラエティのビンタとはいえないような勢いと力だった。
とはいえ、それもやはりバラエティの中での出来事。その中で生まれた日村VS三田という構図である。しかも三田は、かつて同番組の中でとんねるずの2人に乗せられて、大御所・錦野旦(65)に向かって「錦野うるせーよ」「錦野だまれよ」と言ってしまうほど、バラエティのノリをわかっている女子アナ。今回の日村との件も、彼女ならではの一幕だったといえるだろう。とはいえ、あの日村の脇汗に顔をうずめるのは根性がいる。憧れられる職業であろう“女子アナ”は、なかなか厳しい仕事と言えそうだ。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/)
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