1月13日に成人の日を迎え、今年も多くの芸能人が成人式に出席した。その顔ぶれは、能年玲奈、武井咲、志田未来といった若手女優に加え、“こじるり”の愛称で親しまれている小島瑠璃子、アイドルグループ「9nine」の川島海荷など。AKB48グループでは、渡辺麻友や島崎遥香、渡辺美優紀、山本彩など過去最高の26人が成人となった。
昨年、オリコンの『2013年 ブレイク女優ランキング』でトップに輝くなど一気に知名度を上げた能年は、14日にブログで「成人という事で、また着物を着ました」と報告。能年が「生ゴミ先生」と呼ぶ演技指導の先生に着付けてもらったようで、水色をベースに城やペガサスの柄などがあしらわれた、メルヘンチックな着物の写真を載せている。さらに「ヘッドドレスはふわふわ。おほほ」「お花。たくさん、ぼーん」と書き込み、頭に大きな花の飾りをつけた写真やカールされたエクステをつけた姿も公開していた。
『あまちゃん』が自身の揺ぎない基盤であり、同ドラマで演じた天野アキのように「ドキドキわくわくさせられるような女優になりたい」と今後の展望を明らかにした能年。さらに、追伸として「今年は、自主ビジュアル童話をたくさん作りたいと思います」と謎のコメントも残しているなど、独特の世界観を垣間見せた。
これを受けて、ネット上では「お姫様みたい」「誰もマネできない能年ワールド」という声のほか、「これはさすがに奇抜すぎる」「普通に着ればかわいいのに」と残念がる意見も目につく。
「先日、CMで大人っぽいメイクを披露して『なんか違う』と不評だったように、たびたび“素材”の良さが話題になる能年だけに『余計な装飾はいらない』という意見が出るのもうなずけます。武井や小島など、他の新成人はオーソドックスな振袖姿が多かっただけに、そのスタイルが際立っているようですね。元AKBの光宗薫もTwitterで『アンティーク幾何学の薔薇』模様という奇抜な振袖姿を披露しています。頭は銀髪で肩と首に2匹の狐の剥製を巻いているという個性的なスタイルに『もはやマンガキャラ と一部で失笑を買っています」(芸能ライター)
光宗もそのルックスには定評があるとはいえ、あまりに浮世離れした姿に困惑の声も出ているようだ。また、モデルの西内まりやもTwitterで「今日は母の振り袖を着て地元福岡の成人式に出席しました」と報告し、振袖姿を公開している。地元では西内の出席に驚く人が続出したようで、ネット上では「相当キレイやった」「顔ちっちゃくてかわいすぎ」「一緒に写真撮ってもらった」などの声が上がっており、気さくに写真撮影に応じたと思われる西内の写真などがアップされている。
西内はTwitterで「魅力ある女性になれるよう日々幸せを感じながら過ごしたいと思います」とツイートしているが、成人になったことによる決意はそれぞれのようだ。AKBの渡辺は「女優の夢に一歩でも近づける年にしたいと思います」とコメントしており、島崎は「人付き合いがあまり得意ではないので、お酒で交流関係を広めていきたいと思います」と語っている。
バラエティ豊かな新成人たちが、どのように“オトナの女性”へと脱皮していくか楽しみだ。スキャンダルなど、思わぬ形で“オトナっぽさ”を出さなければいいが…。
(文=津本ひろとし)