奇しくも同日に発売されたAKB48・小嶋陽菜の初のフォトブック『こじはる』(講談社)は、発売初週で約6万1000部を売り上げ、オリコン週間「本」チャートの女性ソロ写真集部門で歴代最高の週間売り上げを記録。購買者の52%が女性とも伝えられており、同性ファンの存在が驚異的な売り上げにつながったようだ。
「小嶋のフォトブックにも下着姿や手ブラなどセクシーショットは多いのですが、今の心境を赤裸々に語っていたり、客観的な周囲の評価がわかるインタビューが満載でした。Amazonのレビューもほぼ5つ星で『女性でも満足できる内容』と好評です。本来はAKBのファン層を狙ったものだと思いますが、結果的に小嶋と同世代の20代女性の支持が厚いようで、そういう意味では紗栄子とは対照的ですね。やたらとセレブ感をアピールしたがる紗栄子とは違い、独特のゆるさが魅力の小嶋はまさに等身大の女性。感情移入しやすいのも、女性の購入者の多さにつながっているのかもしれませんね」(同)
小嶋はAKBの人気メンバーであり、近いうちの卒業が噂されるなど注目度が高いとはいえ、同日発売の作品で紗栄子との思わぬ差が明らかになったともいえる。今回、予想を上回る露出をしたことで「あとはバストトップとヘアしか残ってない」とも言われている紗栄子。いつかそれらを解禁する日が来るとしたら、またおおいに荒れそうだが…。
(文=津本ひろとし)