今年デビュー6年目を迎えた『おかあちゃん』系熟女AV女優・折原ゆかり(40)さんをご存じだろうか? いわゆる『美魔女』とはほど遠い豊満なルックスながらも、彼女はAVマニアのみならず文芸ファンにまで注目を浴びている、今、最も熱い熟女AV女優なのだ!
彼女が注目されるきっかけとなったのは、創作文芸版コミケともいえる【文学フリマ】に、AV女優として初めての出品を果たしたこと。昨年11月の出店以来、今年4月、11月と連続で自作のフォトブック『折原ゆかりプライベートBOOK』(通称・Y.P.B)を出品している。
今のご時世、AV女優がフォトブックを発売しても特別変わったことではないと思う方もいるかもしれない。しかし、それは芸能志向の強い20代のAV女優、もしくは大手プロダクションに所属する有名熟女女優に限られたこと。一般的な無名40代熟女女優と言えば、家族や親族の目から逃れひっそりとAV出演をし、わずか数本の撮影を終えると何事もなかったかのように引退していくのが普通なのだ。デビュー当初の彼女もまた、その一人だった。海外一人旅の資金欲しさに数本のAVに出演し、女優という肩書を背負う前にすっと普通の生活に戻っていくつもりだったという。
それから6年目を迎えた今年、折原さんが大躍進を果たした。文学フリマ出店をきっかけに、自己表現の楽しさに目覚めた彼女は、『Y.P.B! vol.3』で商業誌にも迫る勢いの娯楽雑誌を自己編集。グラビア、対談、漫画、インタビュー、旅行記に包茎手術広告までも、すべて自作自演の【超・折原ゆかり本】を作り上げ、Twitterでも話題になった。さらに、人気イラストレーターで彼女の大ファンでもある、superlog氏によるオリジナルTシャツが発売されるまでに!
当然ながら本業でも大活躍。勢いに乗った女優をAV業界が見逃すはずもなく、人気AV監督からの指名を受け出演本数も急増。さらに出版社からの熱烈なオファーに応え、雑誌の表紙を飾るまでとなった。さらに、数々のエンターテイナーたちの注目も浴び、イベント出演、ラジオ出演も果たし、今では東京と大阪を行ったり来たりの日々を送っている。
そして、遂に美熟女AV界の女王・翔田千里さんにも彼女の存在が目に留まる時が来た。翔田さんと言えば、熟女好き芸人として知られるロバート・秋山氏とラジオ番組やトークイベントを定期開催していることで有名なAV業界一のお笑い系熟女女優。美熟女ブームの礎を築き、熟女AVをマニア向けから一般ユーザー向け作品へと昇華させたAV界の立役者でもある。
そんな翔田さんが折原さんに惚れこんで自らプロデュースしたのが、去る12月16日(月)に開催されたお笑いイベント『折原ゆかりYPBvol.3&オリジナルTシャツ発売記念「熟女と6人の芸人たち(仮)」』である。
出演は、折原さんを筆頭に、高須基仁氏主催の熟女クイーンコンテスト優勝者である、これまた豊満AV女優の寺島志保さん。お笑い芸人のガリバートンネル(三須・川島)、ジョイマン(高木)、グランジ(佐藤大)、ウルトラベイビー(橋本)。さらにMCとして、ピン芸人の竹内健人と翔田千里さんが登場するという、これまでにない熟女AV女優とお笑い芸人のコラボが実現した。
急きょ開催が決定し、年末の平日開催となったこのイベントだが、会場となったイベントスペース【LEFKADA SHINJYKU】(東京都新宿区)は、前評判を聞いた熟女ファンおよびお笑いファンが入り混じっての大盛況。満員御礼となった。