「ダレノガレと付き合うのはダサい」 有吉発言にダレ猛抗議

1211darenogare_main.jpg※イメージ画像:『デートプラス東海版 2013年11月号』ディーアンドエイチ

 10日夜に放送された『有吉弘行のダレトク!?』(フジテレビ系)にダレノガレ明美(23)がラブリ(24)と共に出演した。番組冒頭からMCの有吉弘行(39)に「スーパーでもないしダメでもないし。中途半端」と先制パンチを受けたダレノガレ。しかしそんな有吉の言葉に爆笑するダレノガレは、負けじと持ち前の打たれ強さを発揮してポジティブ勘違い発言を連発。今もっともノッている芸人・有吉と互角のやり取りを繰り広げた。

 そんなダレノガレを見たアシスタントMCの高橋真麻(32)は、「有吉さんは男としてどうですか?」と質問。ダレノガレはこれに対して「有吉さんが私を女として見ている」と真面目に答えた。そんなダレノガレの表情がいかにも真剣だったのが面白かったのか、これを聞いた有吉は思わず吹き出してしまう。しかし、ダレノガレはそんな有吉のリアクションもお構いなしに話を進め、「“オレ(有吉)がアイツ(ダレノガレ)にツッコめば、アイツはちょっとでもテレビに映るな”っていうさりげない優しさを私に振舞ってくれる」と、有吉と番組で共演した際には、必ず自分に気を使ってくれるのだという。そんなことからダレノガレは、「有吉さん、私のこと好きなんです」と結論づけた。

 「本当に私のこと好きになってくれてありがとうございます」と冷静にお礼を言うダレノガレ。しかしさらに冷静だったのは、そんな彼女の言葉を黙々と聞いていた有吉だった。トークの初めこそリアクションをとっていたが、ダレノガレの話が進むにつれ徐々に顔はこわばり、最終的にはほとんど無表情になっていた有吉。ようやくダレノガレの話が終わると、一息ついて淡々と喋り出すのだった。

「僕らと同年代ぐらいの中堅芸人っていう人たちが集まって、“誰と付き合うのが1番カッコ悪いか?”っていう話をしたら、ダレノガレはトップだね」

 自分がダレノガレを好きであるのかには反論もせず、「ダレノガレと付き合うのはダサい」と語る有吉。好きも嫌いも言わず、多くの視聴者が何となく感じている「もし売れている芸人がダレノガレと交際したらダサい」という感覚を率直に言い、煙に巻く有吉はさすがだった。こういう鋭さがあるから今の彼があるのだろう。この発言に対してダレノガレは「ショックなんだけど…」と頭を抱えていたが、さらに有吉は、「芸人だからよ。本当に付き合ってイイ女とか、そういうのは関係ないよ」とフォローしつつ、「ただダサいのよ。ダレノガレに手を出す芸人ってダサい」と畳み掛けていた。これに対してもダレノガレは「きっつ!」とショックを隠せないようだったが、大声を上げて笑っていた。

 しかし、番組中の有吉の発言に対して笑顔を見せていたダレノガレだったが、収録直後の模様では本気で悩んでいる様子が流れた。収録を終えてスタジオを去ろうとする有吉に対して、ダレノガレが「本当ですか?」と詰め寄る姿が放送されたのだ。そんなダレノガレに向かって「多分そうだろうなって…」と有吉は答えていたが、それでも納得いかない彼女は、「本当に止めてもらっていいですか。ちっちゃいニュースになるんですよ!」と猛抗議。さらにダレノガレは「広まるんですよ! “ダレノガレと付き合ったら恥ずかしい”って」と叫んでいたが、有吉はただ苦笑いを浮かべるだけだった。

 確かにダレノガレの言うように、有吉の発言はこうして「ダレノガレと付き合うのはダサい」と題されてネットニュースになっている。彼女の心配はもっともだったというわけだ。しかし、その有吉の発言を引き出したのは、誰であろうダレノガレ本人。彼女のポジティブすぎる勘違い発言から有吉の言葉は生まれたのだ。そしてそれこそが彼女の最大の魅力といえる。つまり、一人で突っ走り、何度打たれても笑いながら立ち上がる彼女の強さがあるからこそ、有吉も「ダサい」と発言できたわけだ。その魅力があるからこそ彼女はこれだけバラエティで活躍できる。本人が語っているように有吉との相性も良さそう。しばらくダレノガレの人気は続きそうだ。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/
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