※イメージ画像:坂上忍主演『ドサ健 麻雀地獄』ジーダス坂上忍（46）の勢いが止まらない。2013年、これまでに141本ものバラエティ番組に出演した人気者として『しゃべくり007』（日本テレビ系）に出演した彼が、番組内で“共演NG女優”を暴露し、ネット上で話題を集めている。
この日、坂上は今年のテレビ界の裏MVPとして番組に登場。本人も、20数年ぶりの忙しさだったと振り返るほどの人気ぶりの秘密に迫った。
坂上自身の分析によると、「潔癖」や「“ブスが嫌い”とはっきり言う性格」が視聴者に受けているのではないかという。確かにその強い個性とブレない態度は、とかく嫌われることを気にして波風を立てまいとするテレビタレントが多い中で異質の存在感を放っている。色とりどりのタレントを揃えることで番組を盛り上げようとする制作サイドとすれば、そんな彼の存在感は貴重なものに違いない。番組の中では、そんな坂上について、局のプロデューサーが「あまちゃんなアイドルや新人に厳しくしてくれる」ので助かっているという言葉も紹介されていた。
もちろんこの日の放送でも坂上節は全開。何事も納得しないと気がすまないという彼が、俳優仲間と口論になることもしばしばあると告白すると、若いころにドラマの撮影現場で主演女優に言いがかりをつけられても謝らず、今でも共演したくない女優だと発言したのだった。坂上によれば、監督に演技指導を受けたにもかかわらず、その女優に別の演技を指示され、「もちろん監督に従いました」という坂上の態度がきっかけで揉め事になったらしい。そして坂上はその女優の名前をいとも簡単に言い（もちろん放送では伏せられたが）、MCの上田に「なんでそんなにヌルッと言うんですか」とツッコまれていた。その女優があまりにも大御所だったようで、しゃべくりメンバーも驚きを通り越して呆然としていた。
ネット上では、その女優が誰なのかと話題になっているようだが、候補に挙がっている名前のいずれも確証はなく、それが誰なのかは不明。ただ、今でもその女優とは共演していない、する気もないとの坂上の発言から、泉ピン子や加賀まりこではないかというのがもっぱらの噂だ。
この番組でも相変わらずの毒舌を発揮した坂上。本人も自覚するように、そんな物言いがバラエティでの人気に火をつけたのは間違いない。しかし、引く手あまたといえる状態の坂上だが、来年の展望を問われると、「4月の舞台以降は休む。できれば年内」とあっさりと答える。これだけバラエティで活躍していながら突然の休業宣言。仕事が嫌いと言ってはばからない彼ならではの発言といえるが、それがもし事実ならバラエティ界にも大きな衝撃となるだろう。
しかし、そんなことを言いながら、番組の中で「バラエティ界の次のMCは坂上だ！」という意見が業界内でささやかれていると聞いた坂上は、「やれと言われればやる」と前向きな発言。「どうなっても知らない」と言いながら、番組内でMCを振られると臆することなくしゃべくりメンバーの前に立った。坂上がMCに向いているとは思わないが、こうした振りにも堂々と対応する坂上は、番組にとって使いやすいタレントといえるのは間違いない。彼の願いは休業なのかもしれないが、坂上に代わるタレントが見当たらない現状では、2014年も今年以上に忙しくなるだろう。
（文＝峯尾／http://mineoneo.exblog.jp/）
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