【ネットナンパ】またもや女性からのお誘いメールが到着!

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llustrate by ながおか

 人恋しい季節のせいだろうか? ここ最近、筆者が愛用している出会える系サイト経由で、女性のほうから声をかけられることが続いている。

 たまたまかもしれないが、実生活ではトンと女性との縁が無い筆者にとっては嬉しい話である。

 
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2013/11/1* 16:28
♀ミサキ
私もよく新宿行きますよぉ。
今度カラオケでも行きませんか? 
 
ちょっと冒険したい気分なんです! 
 
★プロフィールから送信
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 いつものように、愛用サイトの一つである【ワクワクメール】に接続すると、こんな感じの新着メールが届いていたのである。

 この時、筆者のプロフィールには「平日の夜ならたいてい暇してます。新宿、池袋あたりなら気軽に行けますので、まったり遊べる関係の人探してます!!」と書いてあったのだ。それを見て、このミサキちゃんなる女性がメールしてきてくれたのだろう。

 相手のプロフィールなど一切見ずに一方的にメールを送りつけてくる女性も多いので、この点だけでもかなりの好印象を持ってしまった筆者。さっそく彼女のプロフィールをポチっと確認することにしたのである。

 ちなみに、このように女性からメールを貰った場合、この【ワクワクメール】では消費ポイント無しで相手のプロフィールを確認することができるのである。細かいようだが、筆者のようなヘビーユーザーにとっては非常にありがたい機能だと言えよう。

 
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名前:♀ミサキ
年齢:20代前半
身長:150~154cm
職種:美容・エステ関連 
 
一口コメント
一応彼氏はいますが遠距離中です♪
ちょっとストレスがたまってるので、私のワガママをきいても怒らないような人いないかな? 
 
メールが途中で終わっちゃうような人は最初からメールしないでね!
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 ほうほう、遠距離恋愛中とな。彼氏がいるってことは、化け物系ではないだろう。あまり詳細を明かしていないプロフィールだが、まあ大外れって感じではなさそうである。

 うむ、だったらノってあげるのが男ってもんだ!

 
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こんにちは、ミサキさん。 
 
お誘いのメールありがとうです。
さっそくですけど、今日の夜なんてどうでしょう?
ぜひこの勢いでお会いしたいです。 
 
あ!
明日の夜でも明後日の夜でも構わないですし、夜なら時間帯はお任せしますよ。 
 
せっかくの機会なので、少しでも仲良く楽しくお会いしたいですね。
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 まずは無難な感じのメールでアタックを開始。すると、5分ほどでミサキちゃんより返信が届いた。

 
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さっそくのお返事うれしいです。 
 
ショーイチさんは新宿のほうがいいんですよね?
じゃあ、今日の夜なら何時ごろなら会えそうですか?
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 ずいぶんとアッサリしたお返事である。ま、こういう娘のほうが割りきって遊べるというものだろう。それから数通のメールを交換して、無事に交渉成立。その日の夜に新宿で待ち合わせすることになったのである。

 約束した時間の5分前に待ち合わせ場所に到着した筆者。今回も相手の容姿はまったく不明だ。それゆえ、いつものように街行く不細工な女を目に焼き付けてイメトレ開始。

 すると、ほどなくメールで聞いていた通りの服装をした女性を発見した。
 
 
 
 
ぐぬぬぬッ……
 
 
 
 
 ミサキちゃんである。身長150センチほどで、体重は50キロ台後半って感じでポッチャリ体型だ。ここ最近は、スレンダー系の女性にあたることが多かったのでかなり太く見えてしまう。
 
 
 
 
ま、いっか!
 
 
 
 
 肌寒く、人肌が恋しい季節にはこういった肉襦袢系のコも可愛く見えるものだ。それに今まで数多くの化け物と交尾してきた筆者にしてみれば、余裕で守備範囲とも言える。

 ツツツーと近づいていき、笑顔で語りかけることにした。

 
「こんばんはっ! ミサキちゃんだよね」 
 
「あ、ショーイチさん?」 
 
「そう、サイトで約束してたショーイチです」 
 
「わっ! なんか聞いてた年より若く見えますね」 
 
「そ、そうかな。まぁ、童顔だからかもね」

 
 サイトではこの時7歳ほどサバを読んで38歳と称していたのだが、それよりも若く見えたとは嬉しい限りだ。

 
「ミサキちゃんのほうこそ、予想より可愛いんでビックリしたよ」 
 
「えぇぇ、そんなことないですよぉ」

 
 はい。仰る通り、そんなことないです。彼女の顔は、1987年におニャン子クラブから派生したユニット「うしろ髪ひかれ隊」の一員である斉藤満喜子をちょっと不細工にした感じだった。眉毛が立派なところもよく似ている。

 斉藤満喜子といってもピンとこない読者も多いだろう。3人組の「うしろ髪ひかれ隊」の、工藤静香でもなく生稲晃子でもないもう一人のコとでも言えばおわかりになるだろうか?

 当時は好きでもなんでも無かったが、この刹那に自己暗示をかける筆者。“ウヒョーっ、斉藤満喜子みたいで可愛いじゃん!! おニャン子世代の俺にとっちゃ、たまらんぜ! こんなコだったら、土下座してでもヤリてえよ! やっぱ日頃の行いがイイからかなぁ。神様、サンクス、グッジョブ!”、と己に発破をかける。

 
「いやいや、そんなことあるって! よくナンパとかされるでしょ?」 
 
「べ、べつに、普通ですよぉ」

 
 照れているものの、まんざらでもない様子。まあ、掴みはコレくらいで十分だろう。

 
「じゃ早速だけど軽くお茶する? それとも直接ホテルに行っちゃおうか?」 
 
「フフ、じゃあショーイチさんにお任せします」 
 
「え? ホントに? だったら今すぐ駆け足でホテルに行こう!」 
 
「えぇっ!?」 
 
「うそ、ウソ! ゆっくり向かおうか、ホテルに」 
 
「(コクン)」

 
 ホテルに到着して個室に入る二人。彼女に断ってから一服を開始する筆者。煙草を吸いながら横目でミサキちゃんを盗み見る。
 
 
 
 
うーん、ふとましい!
 
 
 
 
 下手すりゃ60キロ台に突入してるかもしれないミサキちゃん。一瞬心が折れそうになる筆者。そこで慌てて目を閉じて、過去の化け物どもを思い出す。
 
 
 
 
森三中の大島似、渡辺直美似、渡部絵美似……。
 
 
 
 
 太めで顔も不自由していた彼女たちとの交尾。ありゃあ強烈だったよなぁ。
 
 
 
 
ドランクドラゴンの塚地武雅似、小錦似……。
 
 
 
 
 RPGのボスみたいだったよなぁ。パっと見は、デブということがわかるだけで、性別すら分からなかったもの。そんなのとヤれてしまう俺って、本当にキの字だよなぁ。

 そんなイメトレを瞬時に行ってから、再度ミサキちゃんに目を向ける。
 
 
 
 
ウホっ! 抱き心地が良さそうだなぁ。

こんな肉便器、大歓迎だ!!
 
 
 
 

 
 我ながら節操も糞もあったものではない。しかし、この性格は死んでも治らないだろうし、治す気も皆無である。

 サクサクっと別々にシャワーを浴び、ベッドイン開始だ。

 軽くついばむようなキスから始め、徐々に舌を使いだす筆者。しかし、ミサキちゃんは頑なに唇を閉じたままである。
 
 
 
 
チッ!
 
 
 
 
 せっかくこちらが無理やり己を鼓舞してヤる気になってるのに、ディープキスを拒んでくるとは! やさぐれたくなるが、ここはじっと我慢の子である、いいな大五郎。

 気を取り直してDカップほどのパイオツにむしゃぶりつく。
 
 
 
 
チュー、チュー、チュパちゅっぱ

ちュー、チゅー、ちゅパちゅッパ
 
 
 
 
 唇と舌と歯を使い、強弱をつけながら乳房、乳輪、乳首を攻めまくる。
 
 
 
 
シーン……
 
 
 
 
 反応ナシかよっ! うーん、どうにも手ごたえが無い。もしかして、声を上げるのが恥ずかしいだけなのかな? こうなったらお湿り具合を確かめるしかない。

 

 

あなたがいれば、あああなたがいれば……乾いているわこの股間砂漠

 

 

カッサかさである!!
 
 
 
 
 おいおい、遠距離恋愛でご無沙汰だったんじゃないんかい!! セックスを楽しむための割り切った出会いじゃなかったんかい!!

 そう毒づきたくもなるが、女性ばかりを責めるわけにもいくまい。筆者のテクが足りない、もしくは単純に筆者がキモいオヤジだからだろう。

 

でも、ぽっくん愛撫するのに疲れタンポン。

 

 はいはい、こうなったらクンニしながら筆者の唾液を塗りつければよござんしょ。そう気を取り直してクンニを開始。
 
 
 
 
ペロペロちゅっちゅ、ペロリンチュ
 
 
 
 
 あまりノリ気ではなかったが、懸命に唾液を塗りつけながら舌を動かす筆者。すると徐々にミサキちゃんのクチからアエギ声が漏れ始めてきた。
 
 
 
 
でも、ぽっくんマンコ舐めるのに疲れタマキン。
 
 
 
 
 筆者の唾液で潤滑具合は十分と判断。枕元のゴムをスルっと着用し、「じゃ、入れるね」と告げてから挿入開始。
 
 
 
 
ヘコヘコヘコ
 
 
 
 
 脳内で松井珠理奈に挿入しているシーンを思い描き、腰を振る筆者。
 
 
 
 
ああ、じゅりな。

ああ、じゅりぼう、可愛いよ、じゅりなタン。

 

ヘコヘコヘコ
 
 
 
 
 筆者の脳内で昇天しまくる珠理奈タン。ああ、こいつマジ可愛いなぁ。もう我慢の限界だ。

 

ふぅ。

 

 イくよの合図と同時に発射する筆者であった。

 ハタと筆者に組み敷かれている肉の塊に気付いてしまった。ああ、なんで貴女は珠理奈タンじゃないんだ。

 今にも悟りを開けそうなほどの賢者になってしまった。

 
「ごめんね、俺ばっかり気持ち良くイっちゃって」 
 
「ううん、そんなことないです」

 
 適当な会話でお茶を濁した後、彼女にシャワーを浴びるよう促す筆者。そう、終戦宣言である。

 こうして互いの連絡先交換をしないまま、ホテルを出たところでサヨナラしたのであった。

 まあ、たまにはこういうハズレもありだろう。射精できただけでも十分合格点だ。しかし、こういうセックスをしてしまうと、オスとしての自信がなくなってしまうもの。

 こうなったら、筆者の軽い愛撫でイキまくってくれる人妻とヤって自信を取り戻すしかあるまい!

 こうして駅に向かいながら、馴染みの人妻に「今度いつ会える?」とメールを送る筆者トコショーであった。

(文=所沢ショーイチ)

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