芸能界“最凶”!? 和田アキ子も逃げ出す柳葉敏郎の酒乱伝説

1108bibachan_main.jpg※イメージ画像:『容疑者 室井慎次 プレミアム・エディション』ポニーキャニオン

 発売中の週刊誌「アサヒ芸能」(徳間書店)が、俳優の柳葉敏郎(52)の驚異的な酒癖の悪さを暴露した記事を掲載している。柳葉といえば、ドラマ『踊る大捜査線』(フジテレビ系)の室井慎次など冷静な役柄を演じることが多く、来年1月スタートの期待の連ドラ『チーム・バチスタ4 螺鈿迷宮』(フジテレビ系)で作品のキーマンとなる院長役に起用されるなど業界内の評価も高い。だが、同誌の記者が目にした柳葉の酒乱ぶりはすさまじいものだったようだ。

 記事によると10月10日の深夜、東京・渋谷区のスナックに柳葉がフラリと現れた。ここには同誌の記者もいたが、柳葉は店に入るなり飢えた野獣のように伊東美咲似の50代のママに突進。「ママ~っ」と甘えん坊の子供のような声でママを招き寄せると、二人は人目もはばからず互いに口をとがらせて熱烈なキスをしたという。

 いきなりのオヤジ丸出しの痴態に記者があっけにとられていると、柳葉は他の客のカラオケでリズムをとって激しく体を揺さぶり、勢い余ってグラスに激突。「ゴン!」と店内に鈍い音が響くと同時に柳葉の眉のあたりから流血し、あわてふためくママやスタッフを尻目に柳葉は「大丈夫、大丈夫」とまるで気にしていない様子。バンソウコウを貼ってもらった柳葉は、景気づけとばかりにカラオケステージに立ち、松山千春の曲を熱唱したという。

 続いて連れの男性がステージに立ったが、男性が選曲したのは柳葉と犬猿の仲といわれる織田裕二の「Love Somebody」。柳葉は機嫌が悪くなるかと思いきや「おー、わかってんじゃねーかー」などと悪態をつき、笑いを誘っていたようだ。もはや不仲は公然の秘密であるだけに、柳葉も織田との関係を笑いにしてしまっているのかもしれない。

 衝撃的な酒乱ぶりだったようだが、これは柳葉は酒癖の悪さからいえば序の口。伝説となっているのは、大物芸人・志村けんとのエピソードだ。

「銀座のクラブで志村さんと柳葉さんが飲んでいた時、泥酔した柳葉さんがズボンを脱いで下半身丸出しになり、志村さんの頭に男性器を乗せたという話はホステスたちの間で伝説になっています。柳葉さんは志村さんの頭にアレを乗せたまま『バカ殿!バカ殿!』とはしゃいでいたのですが、志村さんみたいなシャレの分かる大物相手じゃなかったら大事件になってますよ」(飲食店関係者)

 これは機嫌が良くなりすぎて暴走してしまったパターンだが、嫌いな相手に絡む時もハンパではない。柳葉が新宿で飲んでいた際に大嫌いな羽賀研二と出くわし、羽賀の高級車の上に乗ってボンネットをヘコませたというエピソードもすさまじい。この酒癖の悪さは芸能界にも知れ渡っており、あの和田アキ子ですら柳葉が同じ店に来ると一目散に逃げ出し、酒で大失敗した市川海老蔵をして「僕よりも酒癖が悪い」と言わしめるほとだ。

 酔った柳葉の無敵ぶりを象徴するエピソードがある。同じ「一世風靡セピア」で活動した武野功雄の結婚式に柳葉が出席した際、泥酔していたプロレスラーの三沢光晴(故人)がスピーチで下ネタを喋りまくったうえに武野の過去の女性関係を暴露。三沢は久々に再会した同じプロレスラーの天龍源一郎と意気投合して飲み過ぎてしまったようだが、これに柳葉が激怒した。

 酒が入っていた柳葉は「あいつ、ブン殴ってやる」と息巻き、三沢らプロレスラーたちにガンを飛ばした。同席した哀川翔が「勝てるわけない」となだめたが、柳葉の怒りはおさまらず、プロレスラーたちも柳葉をにらみつけ一触即発のムードになったという。だが、次第に酔いが覚めて冷静になったのか、柳葉は「翔ちゃん、天龍の方は任せる」と弱気に。結局、めでたい席ということもあって大ごとにはならなかったが、プロレスラー相手でも臆することなくケンカを売るという柳葉の行動は語り草になっている。

 芸能界最凶の酒乱として名を馳せている柳葉だが、普段は地元・秋田で奥さんや年ごろの娘と暮らしている身。くれぐれも家族を悲しませるような酒の失敗だけはしないように気を付けてほしいものだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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