11月3日、プロ野球の東北楽天ゴールデンイーグルスが読売ジャイアンツとの日本シリーズを制し、球団初となる日本一に輝いた。楽天の地元・仙台ではいまだに“マー君フィーバー”が覚めやらない様子だが、敗退したジャイアンツにとっては、失意の真っ只中といえるだろう。とくに、両軍のエースピッチャーは、その私生活が雲泥の差となってしまっている。
夫婦円満で来年はメジャー行きもささやかれる楽天の田中将大投手に対し、巨人の内海哲也投手は、10月30日にキャバクラ嬢との女性問題を「週刊文春」(文藝春秋)にすっぱ抜かれてしまったのだ。記事によると、内海投手は過去に広島のキャバ嬢と交際。この女性の“オトコ”を名乗る人物に脅されたという。そこで、知人の男性に仲介を依頼し、100万円で解決を試みたそうだが、今度は仲介した男性と謝礼をめぐってトラブルになり、結局は球団に相談。読売グループが警視庁に相談する事態に発展したようだ。
おおいに盛り上がった日本シリーズの陰で、明らかになったエースの醜聞。しかし、それも仕方のないことなのかもしれない。野球選手というのは大のキャバクラ好きで、キャバクラをめぐる逸話には事欠かない存在なのだ。
西東京のとあるキャバクラで勤務するKさんによれば、シーズン中は何人もの選手にホテルへ誘われるという。
「あんまり名前を聞いたことのない選手でも、すごいお金を使ってくれるんですよ。でも、規律で夜中までは呑めないらしいんです。だからは続きはホテルで…って流れになるのが恒例なんです。ちょっとぽっちゃり目のN選手なんて、ついた女の子全員に部屋番号を教えてました。私は行かなかったんですけど、ノリで3人くらいで詰めかけたらしいんです。もう朝の4時ですよ。そこから2時間ぶっ通しで4Pしちゃったみたいです」
セ・リーグの某球団で主軸を張るN選手。かつてホームラン王に輝いたこともある一流選手だけに、そのバイタリティも人並み外れているようだ。ちなみに、チームが遠征する際のホテルは、通常の場合決まっている。そのため、3連戦の最終日などは多くの選手がキャバクラに出没。年に何度も訪れるため、もはや常連と化しているようだ。
「決まった子を指名する人もいますよ。そのたびにアフターはホテルで密会です。結婚してる人とかもいるので、あんまり大きな声では言えないんですけど…。でも、野球選手の夜は本当にスゴイですよ。何回ヤッても終わらないっていうか。実は、私も何度か経験あるので(笑)」(前出・Kさん)
野球選手とキャバクラは切っても切れない関係にあるようだ。しかし、シーズン中はそのエネルギーをプレーにとっておくというのも大事だろう。とくに、ジャイアンツの選手たちは来年雪辱を果たすために、夜の街に繰り出すのはほどほどにしておいたほうがいいような気もするが…。
(文=中河原みゆき)