「さらば青春の光」不倫騒動で事務所見つからず…芸人界にはびこる身内女性問題

1031saraba_main.jpg※イメージ画像:『さらば青春の光「なにわナンバー」』アニプレックス

 今年3月に所属芸能事務所を脱退したお笑い芸人の「さらば青春の光」。今もフリーで活躍する彼らに日刊スポーツが不倫スキャンダルを報じ、ネット上を中心に話題を呼んでいる。記事によると、複数の関係者の証言によって明らかになったという今回の騒動。その当事者となったのは、若手イケメン芸人としても知られる東口宜隆(28)で、相手は共にキングオブコント2013の決勝に進出した「鬼ヶ島」の和田貴志(35)の妻だという。

 さらば青春の光が事務所を脱退した今年の3月から始まり5月ごろまで続いたという2人の不倫交際。現在、関係は解消されているというが、先輩芸人の妻に手を出したという格好になったことで、事務所探しもさらに難航するのではないかと見られている。しかしなぜ悪い結果しか想像できないのに身近な先輩の女性と関係を持ってしまったのか。そこには芸人界の特殊な人間関係があるのではないかと関係者は語る。

「芸人さんというのはプライベートでも仲がいいですからね。稀に芸人仲間とはほとんどつるまないという人もいますが、多くの芸人さんは事務所や世代など関係なく仲が良いものですよ。もちろんその逆もありますが、基本的には分け隔てなく付き合いがあるようです」(業界関係者)

 28日深夜に放送された『ワイドナショー』(フジテレビ系)の中でも、同じミュージシャンとして薬物騒動の渦中にあるASKAとの関係を尋ねられた泉谷しげるが「ミュージシャン同士、仲いいわけじゃない」と答えると、松本人志が「芸人とは違うんですね」と言っていた。関係者が話すように、芸人の仲間意識というのは高いようである。

「基本的に音楽を作るという作業は1人でやるものですが、今のバラエティは芸人同士による集団芸という要素が強いですからね。1人で黙々とネタを作っていても、テレビバラエティで面白くはなれません。仲が良ければ良いほど、心置きなくボケられるし、思い切りツッコめるというわけです。萎縮したボケやツッコミでは笑いは取れませんからね。だから、彼らはプライベートでも交流するのでしょう。ただ、そうしたプライベートの交流では、本人同士に限らず彼女や妻なども含まれることも多いようです。結婚でもしていれば、仲間だけで旅行に行くというわけにも行かず妻を同行させるのでしょう。そうしたことが頻繁に起これば、東口さんのようになってしまうのかもしれませんね。今回の不倫がどういった経緯だったのかはわかりませんが、プライベートでの交流が盛んな芸人ならではの結果だったといえるかもしれません」(前出)

 確かに今のテレビバラエティでは、芸人たちによる連係プレーが笑いの主流となっている。そのための良好な関係構築にはプライベートでの交流というのは欠かせないものといえる。とはいえ、それも度が過ぎれば笑えないものになってしまう。まして相手の妻に手を出すなど御法度に決まっている。事務所を脱退してまだ間もない時期に巻き起こったさらば青春の光の不倫騒動。先輩芸人の妻に手を出せば芸人仲間からも白い目で見られかねない。事務所からも離れ仲間からも見放されては、本格的に芸能界よ“さらば”という事態に陥るかもしれない。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/
著書『松本人志は夏目漱石である!』(宝島社新書)

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