29日深夜に放送された『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)にHKT48の指原莉乃(20)が出演した。この日指原は、いまだに東京に慣れない「東京にドキドキ女」として、吉本興業の女芸人・なるみ(41)や『あまちゃん』(NHK)のGMT役で話題となった蔵下穂波(20)と一緒に登場。地方出身者ならではの上京秘話を明かした。しかし、そんな内容の番組の中で指原は「アソコの毛」について大胆発言。脱線トークの末に「2本しか生えてない」と漏らし、MCの後藤輝基(39)や徳井義実(38)を驚かせていた。
番組の前半では、「東京にドキドキ女」として、地方出身者が上京したときの印象などをトークのネタにしていた出演者たち。15歳で上京したという指原は、東京の印象を「お祭りみたい」と言い、今でも「動く歩道」に慣れないなどと語っていた。さらに指原は、東京の人は当たり前のように道の名前(駒沢通りや山手通りなど)で場所を説明するが、そんなことを言われても知らないからわからないと不満を漏らす。
そんなトークが展開している中、「東京女のココが嫌い」というテーマになると指原は「展示会や美術館によく行くところ」と回答。「大分には展示会なんてない」と断言する指原にとっては、そんなところに行って何が楽しいのかわからないという。そして、そんな東京女への愚痴をゲストたちがこぼした後には、それを相殺する理由なのか、番組は「自分の恥ずかしいところは?」という質問を用意していた。
この質問に蔵下は“腹毛が濃い”ことだと回答。20歳のアイドルとは思えない発言だが、彼女にとっては切実な悩みの様子。渦を巻いているような感じで腹に生えているというから、いくら体質とはいえ、年頃の乙女にとっては大きな問題だろう。小さな声で「大変なんです。言うこと聞かなくて…」とつぶやいていたが、その声の小ささが深刻さを物語っていた。
そんな話の流れで、指原も自らの毛事情を告白。「左からワキ毛が生えなくて右からしか生えない」と言い、蔵下とはまったく違う悩みがあることを話した。基本的に体毛は薄いと語る指原だが、なぜか「左のワキ毛はいつも2本だけピュッと出てる」ことがあり、油断すると恥ずかしいことになるという。さらに「右のワキ毛は多くて10本程度」だが、1本だけ「気づくと長くなって」いて油断すると恥ずかしい目に合うと語っていた。
さらに番組のメインMCの1人であるSHELLY(29)もハーフならではの体毛事情を暴露。「本格的な外国人は下も金髪」だが、「ハーフの私は腕とか足は金髪で、まゆ毛まつ毛と…は黒い」と告白していた。どうやらSHELLYの下の毛は黒いようである。
番組の中で語られた女性タレントたちの体毛事情。それぞれ違う悩みを抱えているようだが、悩んでいるのは皆同じ。それもすべて乙女心というものなのだろう。とはいえ指原の奇妙なワキ毛の生え方はどこか可愛らしいが、蔵下の腹毛が濃いという悩みは乙女というよりオッサン。本人とすれば“もう”いい加減にしてくれよという感じなのかもしれない。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/)
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