10月からスタートした深夜の特撮ドラマ『衝撃ゴウライガン!!』(テレビ東京系)。同作はヒロインこそ雑誌「Seventeen」(集英社)の専属モデルとして活躍中の新川優愛だが、AV女優の星野あかりやRio、元AV女優の朝岡実嶺、グラビアアイドルの川村りか、壇蜜などセクシー系のタレントが数多く出演していることでも注目を浴びている。
第1話から、星野が演じた妖精・ナヴィの乳が全開だったことで、ネット上では「テレビでこんな堂々としたおっぱい久しぶりだ」「さすがテレ東!」という称賛の声が上がっていた。25日放送の第4話ではRioが私立探偵役で登場しコミカルな演技を見せたが、驚くべきは壇蜜が地上波にもかかわらず大胆なフルヌードを披露したことだ。
リゾート開発などを手がける大企業の御曹司・若林の秘書を演じている壇蜜。若林が賄賂と思われる札束を持ってきた人物に対して、お金をばらまき、「それを食べれば願いを聞いてやる」と迫るシーンで、それを聞いていた壇蜜は「願い」という言葉に興奮したのか、場面は妄想シーンに。その中で、壇蜜はフルヌードで若林に近づき、若林の服を脱がせて上半身裸にすると、抱き合ってあえぎ声を出しながら恍惚の表情を浮かべるというものだ。
「後ろからのカットだったので“乳出し”こそありませんでしたが、深夜とはいえ尻丸出しの姿は圧巻でした。さらに、官能的な表情とあえぎ声はAVさながらでしたね。過激なグラビアや発言で大ブレイクした壇蜜ですが、この夏には記録的な視聴率をマークしたドラマ『半沢直樹』(TBS系)に出演するなど、女優としてのキャリアを順調に伸ばしています。その演技力には疑問の声も上がっていますが、グラビアアイドル出身ですからそこは大目に見る必要があるでしょう。水着などでブレイクしたグラビアアイドルがだんだん肌の露出が少なくなっていくように、女優の仕事が軌道に乗ると脱ぎ系の仕事は控えていくのが普通の流れです。しかし、壇蜜はそうでもないどころか、相変わらず過激です。CMも数本ではありますが、JAやサントリーなど大物を抑えているだけに、この姿勢はさすがですね」(芸能ライター)
壇蜜は4月に大手事務所「フィットワン」に移籍したが、それによって深夜番組でのイロモノ扱いやギャンブル系の仕事を敬遠するなど、女性ファンを獲得するためにある程度仕事を選ぶようになるのではないかと言われていた。しかし、実際はそうではないようだ。
「社会人経験もあり、長い下積み時代を経てブレイクした壇蜜だけに、自分に何が求められているのか、わかっているのでしょう。『職業はエッチなお姉さん』『脱ぐことは天命』と公言していますが、芸能界での立ち位置を自覚しているからこそ、活動の軸がブレないのだと思います。また、ブレイクしたタレントのほとんどがそうであるように、いつか“バブル”ははじける。今の仕事量がずっと続くわけではないとわかっているので、来る仕事に関しては“世間が求める壇蜜でいよう”と決めているのでしょう。その根底には、高いプロ意識とサービス精神があるのだと思います。実際、深夜の特撮ドラマといういわばニッチなジャンルであっても、フルヌードを披露しているわけですからね。壇蜜は来年2月に3本目の主演映画『地球防衛未亡人』が公開予定ですが、同作は『いかレスラー』などで知られる河崎実監督の特撮怪獣映画です。セクシーダンスで怪獣を悩殺したり、怪獣の攻撃で快感を得る変態という設定が伝えられていますから、今後もあくまでセクシー系あっての壇蜜ということでしょう」(同)
仕事の路線をガラッと変えて過去との決別を図ろうにも、うまくいかなくなって結局失速してしまうタレントも少なくない。しかし、壇蜜の場合はあくまでエロ路線を貫くことで、常に多くのファンが見たい姿を見せてくれるようだ。今後も、変に女性ウケを狙ってオシャレ路線に行ったりすることなく、いつまでもその気概でエロの道を突っ走ってほしいものである。
(文=津本ひろとし)