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季節の変わり目の判断が難しくなってきた今日この頃。だが、筆者は年に4回訪れる季節の変わり目を敏感に感じ取ることができる。なぜなら、毎回ほぼ必ずといっていいほど季節の変わり目に風邪を引いてしまうからだ。我ながらなんて律儀な体質なのだろうと呆れることもしばしば。
そんな風邪を治す方法として実践しているのが、激しいSEXである。二日酔いの朝に迎え酒とすると治りやすいのと同じノリで、体調が悪い時ほど激しいセックスで汗をかいて身体を快方に無理やり向かわせるのだ。それに、風邪は他人にうつすと治りやすいという民間療法の意味合いも実は含んでいたりもする。
という訳で、筆者はそのようなセックスを「迎えセックス」と称している。まあ、我ながら酷い奴だとは思うのだが、性病をうつしている訳ではないのでさほど罪悪も感じていないのだった。
夏から秋の変わり目で風邪をひいてしまった筆者トコショー。こんな時、親身になって看病してくれる彼女でもいれば幸せなんだろうが、あいにくとそういう女性関係とは無縁である。したがって、出会える系サイトで激しいセックスを楽しんで風邪を治癒させるしかないのだ。
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初めまして(*^^*)
明日の夕方、新宿あたりで良かったら会いませんか★
ゆっくり楽しみたいです(笑)
ちゃんとメールでお話できる人がいいです♪
書込み日時:10/1* 20:49
受付メール数 :0/無制限
♀りほ
20代前半
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筆者愛用の出会える系サイト【ワクワクメール】で見つけたりほちゃん。この書き込みのように明日以降の出会いを求めていたり、メールでしっかりやりとりしたいという女性は、まず業者の仕込みではない。援デリ業者は、そんな悠長な釣り方をしないからである。
さっそくりほちゃんにアピールを開始したトコショー。
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こんばんは、りほさん。
都内の会社員のショーイチ、36歳です。
りほさんの書き込みを見て、ぜひお会いしたいと思っちゃいました。
明日の夕方なら何時でも待ち合わせできます!
私も慌ただしいのが苦手なので、ゆっくりと楽しめたらいいですね。
何か条件とか希望とかあるようでしたら教えてくださいませ。
あ、もしお返事貰えたら私の写メを添付して返信しますね。
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こんなメールを送信すると、5分ほど経ってからりほちゃんからメールが届いた。
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初めまして、ショーイチさん。
明日夕方5時に新宿とかで待ち合わせできますか?
3時間くらいはまったりしたいですけど、大丈夫ですか?
あ、ショーイチさんより先に私の写メを送っておきますネ♪
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なんと画像が添付された状態でメールが届いたのだ! 慌ててその画像を確認すると、そこには色白でショートカット健康そうなうら若き女性が写っていた。残念ながらその画像はプリクラで撮影されたと思われるものだったので、そのまんまを鵜呑みにすることは危険だ。だが、体型はほっそりスリム系だったので、最悪のおデブでおブスというパターンだけは避けられそうである。
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それに、こちらが求めてもいないのに向こうから写メを送ってくる女性というのは、そのほとんどが自分の容姿に自信を持っているからと見て間違いない。
筆者もすぐに画像を添付してメールを送信。
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写メありがとう、りほさん。
明日の夕方5時に新宿で大丈夫です!
待ち合わせ場所の希望とかあったら教えてくださいね。
約束通り、私の写メも添付しておきます。
もしこんなんで良かったら、よろしくお願いします。
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筆者が添付した写メは、今までに何百枚と自撮りして、もっとも気持ち悪くない写り具合のものだ。数年ほど前に撮影したもので、それをヘビーローテーションで使い回しているのである。
写メを送ってドキドキしていると、すぐにりほチャンから返事が届いた。
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新宿ならだいたいわかるので、待ち合わせ場所はショーイチさんにお任せしますよ。
写メ見ました♪
とっても優しそうですネ。
なんか安心しちゃいました!
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まずまずの手ごたえである。カッコいいとか、イケ面ですね、などと言われたことは一度もないが、「優しそう」とはよく言われる筆者。きっと褒めようがないからであろう。向こうは社交辞令として、優しそうな雰囲気しか褒めることができないというのが実状であろう。ま、ともかく嫌われずに済んだのでまずは一安心だ。
翌日の17時、筆者が指定した新宿アルタ付近の大型靴屋の前で待っていると、時間通りにりほチャンがやってきた。
「こんばんは、ショーイチさん?」
「あ、こんばんは、え、えーと、りほチャンだよね?」
「はい、そうです。写メと違ってがっかりですか?」
「いや、まさかこんな可愛い娘だとは思ってなかったからビックリしちゃったよ」
「エっ! そ、そんなことないですヨ!」
「いや、そんなことあるって! 写メより何十倍も可愛いから、パっと見でわかんなかったよ」
「そんなに写メ酷かったですか?」
「ううん、写メも可愛いくてアタリと思ってたけど、実物は大当たりだった!!」
「もう、そんなことないですよぉ」
ま、実際はほぼ写メのまんまでそう大差はなかった。りほチャンの顔は、80年代半ばにプチブレイクしていたアイドル歌手の網浜直子を彷彿とさせる感じ。バタ臭くなる一歩手前といった具合だ。体型は写メで見た通りのスレンダー系で、色白な肌とあいまってちょっと不健康そうな感じだった。
そんなワケで強引に褒めまくってノリノリでホテルに到着。まずはりほチャンにシャワーを浴びてもらい、その間に念入りに鼻をかむ筆者。エッチの最中に鼻水ジュルリだなんて、間抜けな姿を晒したくないがゆえだ。昨日よりもだいぶ風邪の具合は治まっていたが、油断すると鼻水が出てしまうので注意が必要だったのである。
その後入れ替わりで筆者もシャワーを浴びて、いざベッドイン。
仰向けになったリホちゃんの身体に覆いかぶさり、軽めのキスからスタート。
「なんだかショーイチさんの身体、熱いよ」、と尋ねてくるりほチャン。そりゃそうである、だって風邪をひいている真っ最中なのだから。
「うん、俺って平熱が人より高いみたいなんだ」、鼻声にならないよう気を付けてそう答える筆者。
「ふーん、そうなんだ」
「それに、りほチャンみたいに可愛い娘が相手だと、テンションが上がって体温も上昇しちゃうよ」
「ふふふ」
なんとか誤魔化せた感じだ。その後、ディープキス、ペッティングと進み、シックスナインに移行。お互い横向きになっての体勢でペロペロしあうことになった。
「すごい、ショーイチさんの固くて、すんごい熱いよ!」
「うん、俺、今すんげぇ興奮してるもの」
「でも、こんなに熱いの初めてかも?」
「そ、そんなに熱い?」
「うん、ほれひははふってほふひのははへひふんひふんひへるほ」、愚息を咥えながら答えるりほチャン。
「え?」
「ショーイチさんのおちんちん、固くてお口の中でピクンピクンしてるよ」
「りほチャンのアソコも、さっきから美味しい液がたくさん出てるよ」
「もう、やだ、恥ずかしいよ」
お互いにくんずほぐれつで舐めあった後、いよいよ挿入タイム。正常位で合体だ。
にゅちゅむにゅじゅぬぷちゅ
時間をかけてゆっくり挿入。まずはスローテンポのピストンだ。
「シ、ショーイチさん。す、すごい! あ、熱くて、固いよ!」
「りほチャンのまんこ、気持ち良すぎて溶けちゃいそうだよ」
「ね、そ、それ、もっと続けて」
「ん? それってどれのこと?」
「お、奥にガンって当てるやつ、続けて!」
ガッツンガッツンとりほチャンのリクエストに答える筆者。いつもならとっくに限界を迎えているところだが、風邪のせいで感度が鈍っているようだ。これだけ突いても、まだ発射の前兆が訪れない。
「あ、ア、ア、、イっちゃう、イッちゃうよ!」
「うん。先にイっていいからね」
「あ、あ、もうダメぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
絶叫と共にのけ反り、頂点に達したりほチャン。その途端に膣がキュキュッと締め付けてきた。ここがチャンスとばかりに筆者も猛スパートをかける。
ふぅ。
りほチャンに遅れること数分。やっと筆者も発射することができたのであった。
しばしベッドの上でまどろむ筆者。その横で同じようにまどろんでいたりほチャンだったが、彼女のほうから2回戦目を仕掛けてきた。
チロチロぺろリン。
筆者の乳首を舐めながら、片手でチンチンをまさぐってきた。
ギンっ!
即座に反応して固くそそり立つマイサン。
「凄いね、ショーイチさん。もうさっきと同じくらい熱くて固くなってるよ」
「うん。りほチャンみたいに可愛い娘が相手だと、何度でもデキちゃいそうだよ」
「ふふ、もう上手なんだから」
「いや、お世辞じゃないって。チンチンの固さでわかるでしょ? クチだけじゃないって」
「うん」
こうしてなし崩し的に2回戦が始まり、念入りにお互い愛撫しあった後に合体。
ふぅ。
2回戦目もかなり濃厚な性交となった。あまりのハードっぷりに、筆者の息はあがりっぱなしだ。
「ショーイチさん、大丈夫?」
「うん。全然平気だよ。りほチャンのまんこが気持ち良すぎて、ちょっとハッスルし過ぎちゃっただけだから」
「ふふ、ありがとうございます。やっぱりショーイチさんって優しいんですね」
「そ、そうかな」
「すっごく激しかったけど、私が痛くならないよう気を使ってくれていたでしょ?」
「ま、まあね」
「だから、安心して気持ち良くなれましたよ」
「そ、そりゃあ光栄だよ」
その後、帰り支度をしながら連絡先を交換しあう二人。
「ね、ショーイチさん。また遊んでくれます?」
「もちろんだよ! いつでも呼んでくれていいよ」
「じつはそろそろ生理になっちゃいそうだから、終わったらまた連絡していいですか?」
「了解! 平日でも休日でも夜ならだいたい空いてるから、気軽に誘ってね」
「はーい」
新宿駅の改札付近まで彼女を送って行き、再会を約束しつつサヨウナラしたのであった。それから筆者は一服するべく喫煙所に向かい始めた。
そこでハタと気付く、足取りも軽く、鼻水も出ておらず、寒気も感じていないことに。どうやら激しいピストンで大汗をかいたことで、風邪がほぼ完治したようだ。
喫煙所に着き、煙草の煙を味わう。うーん、美味い! 煙草を美味しく感じられるってことは、体調は万全に戻った証でもある。
もしかしたら、りほチャンに風邪をうつしてしまったかもしれないが、次回のデートの時に思いっきり尽くしまくって罪滅ぼししなければなるまい。
でも、体調が万全だったらいつものようにサクっと早漏発射してしまいそう。その辺をどう言い訳するか今のうちから考えておかねばなるまい。
(文=所沢ショーイチ)
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