ジャニーズ事務所から「度重なるルール違反行為」によって専属契約を解除された元KAT-TUNの田中聖(27)。具体的な理由は、事務所に無断で飲食店経営や彫り師としての副業、イベント主催をしていたことや、タトゥー、女性問題などとされ、月刊誌「実話ナックルズ」(ミリオン出版)に掲載された“局部写真”が決定打になったといわれている。
同誌に掲載された写真は、下半身は剃毛されヘソの下にタトゥーが入り、陰茎には真珠代わりのシリコンボールが入っており、爽やかさが命のジャニタレには似つかわしくないものだった。この局部写真の出どころについて、東京スポーツは「ネタ元は元AV女優の倖田梨紗」であると報じている。
記事によると、かつて田中と倖田は交際していたこともあったが、二度の覚せい剤事件によって倖田は収監。一昨年3月に出所し、六本木のキャバクラで働いていたところに田中が現れ、ケータイのアドレスを交換するとし「セックスしようぜ」と自慢の局部の写メを送ってきたという。倖田がその写メを知人や店の客に見せたり、LINEで転送していたりしていたため、局部写真が広まってしまったというのだ。
この記事について、倖田は自身のTwitterで「ちげーわ」と否定。具体的にどう記事が違っているのかは記さなかったものの、フォロワーのコメントに対して「東スポまぢ無理www」「うけるよねw」などと答え、ガセネタであると主張している。
「田中が局部写真を送っていたのは倖田だけじゃありません。彼は女性を誘う手段として、よほど自信があるのか局部写真を送り付けるクセがあり、主催していたクラブイベントで知り合った複数のAV女優、モデル、風俗嬢、キャバクラ嬢らに送っていた。AV女優やモデルは『プロ』のため比較的口は固いですが、風俗嬢やキャバ嬢は素人ですから面白がって友達同士で写真を共有することは当然ある。彼女たちは自分がジャニタレと仲のいい証拠として、田中の局部写メを見せびらかすこともあります。倖田が広めなくても、すでに数年前から局部写真は一部で出回っていました」(クラブ関係者)
ジャニーズタレントとして命取りになるようなことを、田中は数年前から軽率に繰り返してきたというわけだ。とはいえ、一部では「田中が倖田との関係を再開させようとしたのは事実」(芸能関係者)との情報もあり、これがさらなる波乱を巻き起こす可能性も指摘されている。
「田中といえば、覚せい剤事件で逮捕された倖田だけでなく、彼女の元交際相手で同じく逮捕された元プロテニスプレイヤーの宮尾祥慈など、かねてから交遊関係は怪しげでした。また、先日所属事務所を離脱した藤井リナ、あびる優など、よくないウワサの多い女性タレントとの交際もささやかれてきた。クラブ遊びをしていた六本木界隈では、チンピラまがいの連中とつるんでいた姿も目撃されています。局部写真を口実に田中をクビにしたジャニーズ事務所が本当に恐れていたのは、黒い人脈の方ではないかともいわれています」(週刊誌記者)
かつて田中が経営していた会員制バー『CROSS ROAD』は、市川海老蔵が関東連合にボコボコにされたことで有名な西麻布の「バルビゾンビル」にあった。また、田中が交際していた藤井は関東連合元リーダーの石元太一の恋人だったことでも知られる。
「ジャニーズ事務所が、法律違反も犯していないタレントをクビにするのは異例。局部写真は単なる口実ではないかといわれています。以前から関東連合などの半グレ連中との関係やドラッグのウワサなどがあり、その真相を探ろうと一部の記者たちがすでに動き始めています。今まではジャニーズ事務所の圧力があったため限度があったが、今後は証拠をつかめばいくらでも書ける。田中の周辺を洗えば、他のタレントにもつながり、芸能界の闇の一端が暴かれることになるかもしれません」(前同)
急な解雇といえば、09年にエイベックスが「契約違反があった」として押尾学との契約を解除した騒動が思い出される。この直後、押尾が違法ドラッグに手を染めていることが発覚した。今後、田中に何かあるとは思いたくないが…。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)