「何しに来たの?」立川明日香の“不幸自慢”が熟女にまったく通用せず!

tachikawa1011main.jpg※イメージ画像:『ノーモア立川明日香』著:小川善照/三空出版

 毎回、話題になっているさまざまな芸能人が熟女たちに悩みを相談する『嵐を呼ぶあぶない熟女』(TBS系)の第6弾が10日夜に放送された。今回もデヴィ夫人、秋野暢子、杉田かおるなど15 名の熟女が登場し、相談者の芸能人との間に辛辣なやりとりが飛び交った。

 自叙伝とヌード写真集で稼いだ500万円を半年で彼氏に貢いでしまったが、「将来はアメリカンなショーパブをやりたい」という今井メロに対して、デヴィ夫人が「自業自得」「誰も同情しない」と強烈に叱咤。志茂田景樹の次男・下田大気が「脚本家になりたい」と言いながら、執筆のほとんどをゴーストライターに頼んでいることを匂わした際も、熟女たちから「有名になりたいだけ」「真面目に聞いているほうがバカ」と一刀両断されていた。

 番組中でもっとも厳しい言葉がかけられたのは、“美人すぎる市議”として話題となった立川明日香が登場したときだろう。立川は昨年2月に埼玉県新座市の議会議員選挙に立候補して当選。しかし、その後「生活の本拠が市にない」と居住実態を問われて当選が無効となった。当初は「洗顔はする暇がない」「トイレは使っても毎回は流さない」などと反論していた立川だが、議員辞職を突然に発表するなど、騒動になっていた。

 現在、シングルマザーながら無職で収入ゼロという立川。動画サイト「YouTube」では「立川明日香 寄付をつのる」と題した映像で、生活に困窮している現状と振り込み先の銀行口座などを伝えて「少額でもかまいません」と寄付を募っているが、その結果、14万2000円が集まったという。

 スタジオでは、その映像の中で立川が手元の原稿を読み上げていることについて、熟女たちから異論が噴出。立川は悪びれた様子もなく「長すぎて覚えられなくて」と、選挙の街頭演説のときもそうしていたと話した。そんな立川の姿に、秋野が「彼女は今日何しに来たんですか?」と厳しい言葉を浴びせる場面も見られる中、番組では立川の生い立ちを示すVTRが流れる。家庭内暴力を繰り返す父と精神を病んでしまった母という環境だったため、乳児院に預けられ、児童養護施設で育った立川。23歳で結婚と出産を経験するが、離婚してシングルマザーになったという。

「たしかに恵まれた境遇とはいえませんが、立川の態度全般が『わたし、かわいそうでしょ?』という“不幸自慢”のように見えて鼻につきましたね。YouTubeでの映像も、カンペを読んでいるにもかかわらず、何度もつっかえたり言い直したりするなど、誠意が感じられるものではありませんでした。あれを見て『寄付しようかな』と思う人はあまりいないでしょう。意図的なのかはわかりませんが、ときおり子どもの泣き声が聞こえてくるのもあざとい感じがしましたね。秋野が発した『誰もあなたに共感しない』という意見は、まるで視聴者を代弁しているようでした。9月には当選無効騒動の真相などを初の書籍『ノーモア 立川明日香』(三空出版)で明かしており、その先行グラビアとして8月に『週刊ポスト』(小学館)でセミヌードを披露していましたが、そのときもネット上で『議員でダメだったから脱いでお金稼ぎか』『ついに食い詰めんだな』など厳しい声が上がっていましたからね」(芸能ライター)

 自分の過去を知ってもらうことで、今後は養護施設の改善を訴えていきたいという立川。しかし、立川が経験した養護施設の実態はすでに十数年前のこと。そこで住田弁護士が「最近の養護施設に足を運んでいるか?」と問いかけたが「実際、私一人が一つの施設に行ったりすることで変わることってほとんどない」と的外れな返答に終始したことで、さらに熟女たちから罵倒されることとなった。その後、ヘルスケアカウンセラーとしても活躍する石井苗子から優しい言葉をかけられると、立川は泣き出してしまう。

「今の自分の立場を本当にわかっているのかなというぐらい、発言や態度が子どもじみているんですよね。それは、公職選挙法違反が発覚した際に『私の人生の数%を台無しにしたやつら。一生恨むわ』とTwitterで逆ギレしたり、居住実績を疑われたときにも『水道はミネラルウォーターを飲むし、自炊もしません。トイレも行ってません』といった稚拙な反論をしたときからわかっていましたが…」(同)

 書籍のPRイベントで「もう政治の世界に入ることはないし、タレントもないです。私は思想家だと思っています」と今後についてコメントしている立川。一部では再婚願望も伝えられているが、子どものためにもこれ以上“迷走”しなければいいのだが…。
(文=津本ひろとし)

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