AV界の花形といえばAV女優だと思われがちだが、昨今のAV界は加藤鷹人気を凌ぐAV男優ブームが到来している。甘いマスクのイケメン男優たちがイベントを行えば会場から溢れんばかりに女性ファンが詰め寄せ、それに負けじとベテラン男優陣がトークショーを行えばコアなAVマニアたちがどっと押しかけ熱い声援を投げかける。そんな空前絶後のAV男優フィーバーが到来したAV界に、遂にとんでもない大物男優が降臨した。
彼の名前は雄二・ゴメス。1999年に日本デビューを遂げたボクシング選手である。デビューするや破竹の勢いで活躍し新人王に君臨。7連続初回KO勝利を決めて日本新記録を樹立したメジャー選手である。
そんな彼が引退から4年。まさかのAV男優転向を発表。41歳を迎えた彼の新たなる野望と本音を探ってきた!
──ボクシングを引退したのが2009年6月。今までどんな活動をされていたんですか?
雄二ゴメス(以下、ゴメス)「K-1の審判やボクシングのパーソナルトレーナーをやっていたよ。そして、ここにたどり着いたんだ」
──たどり着きますか!? 突然のAV男優転向に驚いているファンも多いと思いますが?
ゴメス「アハハハ…俺も驚いたよ。この話をもらった時には、『どうして俺に!?』ってビックリしたね」
──では、なぜAV男優になることを決意したんですか?
ゴメス「チャンレジだよ。引退して時間も経っていたし、これからは何でもできるんじゃないかとも思っていたしね」
──AVは好きですか?
ゴメス「日本のAVもアメリカのポルノも観ないんだよ。全く観たことがないわけじゃないけど、ほぼ記憶には残ってないね。でもこれからはジャパニーズAV男優として活躍していくわけだし、勉強のために観ていきたいと思ってる。でもセックスは観るより、実践する方が圧倒的に好きだけどね」
──当然、女性経験が豊富なんでしょうね?
ゴメス「アハハハ…(笑)。ブラック、ラテン、ホワイト…世界中の女たちと経験を持ったし、勿論、日本人だってたくさんいるよ」
──ちなみに、経験人数は?
ゴメス「数なんて数えてないよ。メニィメニィとしか言えないね(笑)」
──さすがですね(笑)。では、その経験を活かしたかった?
ゴメス「YES!! でも、この業界では自分はまだまだbabyだと思ってるよ」
──日本人女性とのセックスは好きですか?
ゴメス「好きだよ。でもアメリカ人も日本人もメイクラブに関しては違いなんてないよ。女性はみんな同じ。フィーリング次第だよ。セックスして、エナジーを貰ったり、与えたり」
──日本人女性は年々肉食化が進んでいると言われていますけど、アメリカ人のゴメスさんもそれを感じますか?
ゴメス「え? いやいや、女は世界中誰でもワイルドアニマルだって思ってるよ。国の違いは関係ないね」
──セックスは言葉の壁を超えたコミュニケーションと言いますしね。
ゴメス「そうだよ、その通りだよ。俺だってワイルドだしね…肉食にだって負けないよ。アッハハハハ」
──デビュー作『雄二ゴメスloves人妻 001 羽月希 28歳』のお相手、羽月希さんのことはどう感じましたか?
ゴメス「おぉ、ノゾミね。彼女は素晴らしかったね。日本では有名なAV女優らしいけど、俺はAVを観ないので彼女の経歴なんて全く気にしてなかったし、女性として素晴らしいと思ったよ。」
──では、心からセックスを楽しめましたか?
ゴメス「そうだね。カメラは目に入ってこなかったから気にならなかったね。セックスの最中はとてもナチュラルだったよ」
──ボクシング界で注目を浴びていたゴメスさんが、今ではAV業界で注目されたくさんの取材を受けていますよね。今の心境を聞かせて下さい。
ゴメス「ファイトもしないし、痛いパンチも受けないし、リラックスしてエンジョイしてるよ。この業界でも注目されるのにふさわしい存在になれると自信を持っているし、経験を活かせると思っているしね。AVはエンターテインメントだからね、エンジョイしないと」
──AVファンには格闘技ファンも多いんですよ。もしかすると、エンターテインメントとしてフィーリングが一致してる部分があるのかもしれません。ゴメスさんもそれを感じますか?
ゴメス「YES!! 違うものだけどエンターテインメントとしては同じだと思ってる。AVに偏見もないし、自信を持って堂々とやりたいって思ってるよ。数日後には新作の撮影を控えているし、もっともっとエンジョイしようと思ってる」
──得意なセックスのスタイルは?
ゴメス「あぁ、全部。全部好きだよ。でも日本のAVは独特のポジション(体位)が多いから、しばらくは俺なりの自然なスタイルでやっていこうと思ってる」
──戸惑うことはありませんでしたか?
ゴメス「それはいろいろあったよ。撮影っていうのは、ポジションを変える度にカットがかかるから何でも自由にやり続けるわけにはいかないし。でも、まだ撮影回数も少ないし、そこは徐々に慣れていくと思う。戸惑うほどではないね」
──たしかにおっしゃる通り、とてもナチュラルなセックスだと感じました。黒人だからといって無理に野獣っぽくなることもないし、むしろ情熱的で観ているだけで惹きこまれました。
ゴメス「わぉ!? 観たの!? 俺はまだ観てないんだよ(照)」
──あれ? 照れていませんか?
ゴメス「OH~!! ハハハハ」