女性の前では甘えん坊でも「このまま死んじゃう…」マイケル富岡を苛む罪悪感

20130924tomioka.jpg※イメージ画像:マイケル富岡、所属事務所・アンソニープロモーション内プロフィールより

 23日に放送された『ストライクTV』(テレビ朝日系)にマイケル富岡(52)が出演。相変わらず“チームマイケル”にまつわるトークを披露しながらも、「このまま死んじゃう…」と意外にも弱気な一面をのぞかせた。

 この日の放送は「OVER40独身オヤジの主張SP」という内容。マイケルは“金はあるけど嫁はいない”ゲストとして出演し、番組冒頭から意気揚々とチームマイケルについて語った。しかし番組後半、マネージャーが語るマイケル富岡の“だから結婚できない”理由がクイズ形式で出題されると、自分のことにもかかわらず不正解。マイケル富岡は、結婚できない理由を“潔癖”だからと思っているらしいが、マネージャーは、女性の前で「赤ちゃん言葉で甘える」ため結婚には向いていないのだと暴露した。

 これに対してマイケルは「ヤバイヤバイ」とかなり焦った様子。ただ、男前でダンディなイメージで売っているのに、赤ちゃん言葉といういかにもギャップのあるキャラクターの暴露に戸惑っているのかと思いきや、「ヤバイ」というのは、甘えん坊というキャラは、チームマイケルのメンバーの中でも1人か2人にしか見せておらず、それがほかの女の子にバレるのが問題だとマイケルは言う。

 「マル秘情報ですよ…。これがメディアにのると…ほかは知らないので…」と“赤ちゃんマイケル”の公表に珍しく動揺するマイケル富岡。散々これまでプライベートを切り売りしてきた彼にもまだまだ知られたくない素顔があったというわけだ。さらにマイケルは、大勢の女性と関係を保ちながらも、「1人で寝るとき、このまま死んじゃう…」と柄にもない不安をのぞかせる。

 自分の行いに対して、「どこか“悪いなぁ”」と思っているというマイケル。そんなことを考えると無性に不安になり、「ちょっとした風邪で、神様がすごく怒って、このまま死んじゃえ!って」と罪悪感にさいなまれる瞬間があるというのだ。そんなマイケルに向かって番組MCの太田光が、「不自然な生き方してるからだよ」とツッコむと、「お互いOKのはずなのに、罪は罪なんですよね…」といつになく弱気な表情を見せるマイケル。しかしそれでも、懲りない彼は「人数減らします!」と高らかに宣言。もちろん人数の問題ではないが、罪悪感を抱えながら、チームマイケルはこれからも存続していくようだった。

 ほかにも、番組の中で、一夜を共にした女性から「意外と普通なのね」と言われショックだったと告白していたマイケル。確かに常に複数の女性と交際を続け、年間160試合はしていると豪語するマイケルには、ベッドの中も相当すごいのではないかという期待があるのだろう。しかし本人曰く「ノーマル」だというから、イメージとのギャップは否めない。

 しかし、多くの女性と遊びながら罪悪感に押しつぶされそうになり、ベッドの中では意外と普通という彼のギャップは、すべてマイナスのイメージからプラスになるものばかり。チームマイケルの監督という、理解しがたいことを話す彼も案外と普通の人間だったというのだけの話ではあるが、そうした素顔にはどこか好感を持ってしまう。いかにも女性視聴者から反感を買うであろうプライベートをさらしながらも、近頃、マイケル富岡をバラエティ番組でよく見かけるのは、たまに見せる弱気な表情といった憎めない人間性というものが滲み出ているからだろう。そして、そうした彼の性質が、チームマイケルの監督として、女性から支持される理由なのかもしれない。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/
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