「ちょっと漏らした…」HKT48・村重杏奈が師匠・指原を見習い失禁告白?

 17日深夜に放送された『乃木坂46×HKT48 冠番組バトル!』(日本テレビ系)で、HKT48のチームHに所属する村重杏奈(15)が放送中に“失禁した”と告白し、話題になっている。

 村重は11年7月にHKT1期生オーディションに合格し活動開始。父親が日本人で母親がロシア人のハーフで、西洋人形を彷彿とさせる、メンバーからも容姿を絶賛される美少女だ。だがその美貌とは裏腹にお笑いキャラを自称しており、『R-1ぐらんぷり』にエントリー経験もある。『R-1』は2回戦で敗退したが、バラエティ対応能力が高いAKB48・峯岸みなみから後継者に指名されていると言われるなど、AKBグループ内の“バラエティー担当”としての期待も寄せられている逸材だ。

 『冠番組バトル!』は、これまで乃木坂とHKTそれぞれの冠番組『NOGIBINGO!(ノギビンゴ!)』と『トンコツ魔法少女学院』を各界著名人に鑑賞してもらい勝敗を決めていた。これまでは勝ち負けにより放送の順番が変更されるだけで両者の番組ともに放送されていたが、今回は最終回ということで、熾烈なバトルに勝利したHKTの『トンコツ魔法少女学院』のみの放送となった。

 そんな『トンコツ魔法少女学院』の内容は“肝試し”。選出された9人のメンバーは、映画『呪怨2』『着信アリ』の撮影で使用されたこともある“いわくつき”の廃病院に向かうことに。メンバーは3人一組の3チームとなり、1組目は兒玉遥(16)・松岡菜摘(17)・宮脇咲良(15)、2組目は村重・田中菜津美(13)・本村碧唯(16)、3組目は田島芽瑠(13)・多田愛佳(18)・朝長美桜(15)に振り分けられた。

 昼間のロケだったが、病院の窓には全て暗幕が貼られ暗闇状態で、院内にはお約束のトラップも設置。スタート地点近くには映画『犬神家の一族』のスケキヨのマスクを被った男性が立ちはだかりメンバーを迎え、ほかにもスタッフがロッカーから飛び出る、部屋の頭上から蛇が落下する、死体役が起き上がるなど、メンバーたちを怖がらせる仕掛けが満載だ。いわくつきの場所ということで、肝試し開始前にはお祓いが行われたが、この時点ですでに田島など数人は恐怖で目に涙を溜めていた。

 肝試しが開始されると、どのチームも手をつないだり、肩を組みながら隊列を組んだり、おっかなびっくり進んでいく。なにが飛び出してくるかわからない不安と恐怖で、顔を歪ませ涙を流すメンバーも続出した。特に3組目の田島らがいるチームにいたっては、スタートしてから20分経過しても一歩も動くことがままならず、MCである指原莉乃(20)を呼び出す始末。だがヘタレで知られている指原も年下メンバーたちに負けず劣らず叫び声を上げ、死体が起き上った瞬間などはメンバーを置いて我先に逃げ出す一幕も見られた。

 そんな中、村重らがいる2組目は、最年少の田中を中心に左に村重、右に本村という陣形を組みスタート。直後から「はぁはぁ」と息が荒くなる村重とすでに号泣している本村。一番落ち着いているのが最年少という情けないチームは、時折「ママ、ママ」とつぶやく涙目の村重を連れて、なんとかラストまで辿り着く。しかし、ここにスタート地点にいるはずのスケキヨが登場。思わず逃げまどうメンバーたち。こうして、なんとか無事肝試しを乗り切った村重チームだったが、集合地点に戻るやいなや村重は、

「みぞおちに力を入れれば霊が入ってこないという話を聞いていたので、ふんばりすぎて若干漏らしちゃったんですけど…」

 と失禁したことを告白。メンバーはおろかスタッフまでをも爆笑の渦に巻き込んでいた。

「肝試し中はどのメンバーも恐怖に表情をひきつらせていましたね。失禁を告白したのは村重だけでしたが、スタート時から号泣していた本村や宮脇、田島、もちろん以前AKBの番組で同じようにお化け屋敷で漏らし、“おもドル”(お漏らしアイドル)という屈辱的なアダ名を付けられたこともある指原も可能性はあるのでは(苦笑)。しかし村重の告白は、指原がお漏らししたことがあることを知っていた上で、番組が面白くなるための発言だったのかもしれません。もしそこまで計算していたんだとすれば、末恐ろしいバラエティー対応力ですけどね(笑)」(芸能ライター)

 両手を頭上に掲げて楕円形を作り「明太子!」と叫ぶ、勢いだけしかない微妙なギャグを連発する暴走キャラがファンの間では定着していた村重。しかし最近では全国放送のテレビ番組でダウンタウンにツッコまれるなど、“可愛いのにイジりがいのあるキャラ”が認知され始めている。HKT48内における指原のポジションを将来的に奪うのは、スベろうと恥をかこうと、常に前に出ようとするこういうタイプのコなのかもしれない。
(文=本山文七)

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