アイドリング!!!の菊地亜美(22)が22日、体感型ゲームバラエティ番組「VS嵐」(フジテレビ系)にゲスト出演した。嵐とバレーボール全日本女子チームがゲームで対決し、嵐チームの助っ人として菊地とビビる大木が参戦するという内容だったが、菊地が大暴走してゲームは大荒れ。その言動に一部の嵐ファンがブチ切れし、菊地のTwitterアカウントに「もう二度と出演しないで」「芸能界を辞めてほしい」などといった批判が殺到する事態になった。
斜面を転がってくるボールを落とさないようにゴールまで運ぶゲームでは、菊地は全日本チームがプレイした後に「もうちょっとココこうしたらいいのにと思いながら見てた」と作戦を提案。しかし、皆が納得できず松本潤(29)がイライラした様子になり「パートナーしっかりしてよ」と大木にツッコミ。案の定、ゲームは大差で全日本チームの勝利となった。
トランポリンでジャンプしてボールを投げ込むゲームでは、守備側でゴールを守るキーパーになった菊地が「レシーブで止めれそう」とバレー経験を根拠に自信満々に。だが、全日本チームの集中攻撃によって大量ゴールを許す結果になってしまった。ゲーム後、菊地は「自分が思ったより止めてた」「全然止められないと思ったから」と前言と矛盾する言い訳を繰り広げた。これを聞いていた松本は「若干おれイライラしてる」と完全にピリピリムードに。
挙げ句の果てに、巨大立体迷路を上っていくゲームで菊地は出口のフタを破壊。松本が別の出口から出た際に、そのフタで頭を打つというアクシデントが発生した。ゲーム後、途中までしらばっくれていた菊地だが、アナウンスによって破壊行為が判明。松本は「(頭を打ったのが)俺でよかったと思うし、俺ケガしなくてよかったと思うけど、危ないよ」と菊地に注意した。周囲の勧めで松本に謝ることになった菊地だが「松本さんごめんなさい」と言った後に「ありがとうございまーす」と笑顔に。謝罪の意思が感じられない菊地の言動に、一同が「謝る気ないだろ!」と突っ込むという一幕があった。
菊地の暴走はバラエティーとしては面白い内容だったが、一部の嵐ファンには不快だったらしく、以下のような批判が菊地のTwitterに殺到した。
「今VS嵐見てたけどまじウザい ちゃんと謝れや まじ腹たった」
「もうVS嵐に来ないで下さい。嵐さんに失礼です」
「今日のVS嵐の態度はなんなんですか! ホントに見ていて不愉快でした。多分、松潤カメラ回っていなかったらホントにキレていたと思います!」
「あなた、嵐ファン敵に回しましたよ。ばーーーか」
「今のオンエア、観ていて不愉快でしかありません。今思うのは芸能界を辞めていただきたい。それだけです」
かなり辛辣な言葉を投げつけられた菊地だが、自身のTwitterで「いつもよりリプが沢山きてて嬉しい!!内容はどうあれ…さんきゅー」と笑顔の顔文字つきでツイート。さらに、嵐ファンからの「菊地さん、私もあなたの事批判してしまいました。ごめんなさい。本当に申し訳ありません」という謝罪に「え!全然大丈夫ですよ!!ありがとうございます!」とポジティブに答えている。
菊地といえば、昨年5月に行われたアイドリング!!!メンバーの卒業ライブでトークが暴走し、ファンから「昨日のあみちゃんは気持ち制御できなさすぎ」とTwitter上で苦言を呈されたこともあった。これに激怒した菊地が「あなたの意見を押し付けられても困ります。あなたの立場から言われる筋合いありません」と応戦し、ファンに暴言を吐いたと騒動になった。この時よりもはるかに大量の批判ツイートが寄せられたにもかかわらず、今回は大人の対応で乗り切ったようだ。
この対応に関して、ファンやネットユーザーからは「あみみ大人になったな」「菊地はプロとして自分の仕事をしただけ」「嵐ファンを敵に回してキャラを貫き通すって立派」などと賞賛の声が上がっている。
今回の騒動は、暴言に近いような批判ツイートを書き込んだ一部の嵐ファンがイメージを落とし、菊地が株を上げる結果になってしまったようだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)