21日に放送された『サンデー・ジャポン』(TBS系)に元SDN48の光上せあらがゲストで出演した。爆笑問題をMCに、女医の西川史子やテリー伊藤らをコメンテーターに迎え、出演者にひとくせもふたくせもある同番組だが、そんな出演者たちがタジタジになるほど、光上が個性を放ったと話題になっている。
西川史子が芸能人の本音に迫るコーナー『サンジャポ西川会』に、モデルの鈴木奈々、古澤未来とともに登場した光上。芸歴を問われ「今、6年です。第二の倖田來未としてエイベックスからデビューしました。でもエイベックスのイチオシアーティストだったのにCDの売上が500枚だったんです」と自虐的に自己紹介をスタート。その後、CD不振を払しょくするため、大食いブームに乗ろうと『お茶漬け5kg』を食べるなどアピールしていたという。そんな光上にSDN48のオーディションが舞い込み、ようやく歌手として日の目を見るかと思いきや「1年もしないに卒業になっちゃった。『アバズレ』って曲に参加して、その後終わっちゃったんです…」と残念そうに語った。
その後、自身の恋愛に話が及ぶと「わかると思うんですけど、私ってすごいモテるじゃないですか? 高校時代なんですけど、80人ぐらいに告白された。自転車のサドルが取り合いになっちゃって…」とモテ・エピソードを披露。だが、「どんな恋愛をしたの?」という質問に、「(彼氏を)大好きになっちゃって、彼の職場に毎日毎日電話したり、彼の浮気相手と一週間メールして、彼の携帯毎日チェックして関係を終わらせたりとか…」と粘着質な一面をのぞかせ、鈴木と西川をドン引きさせた。
この番組での光上の発言に対し、ネット上では「高校時代がピークかよ」「嘘だろ」「光上せあらは嘘つきキャラだから」など、彼女に対し、辛辣な意見が寄せられている。
「光上はデビュー当初からの“迷走”をすでに持ちネタ化してますね。さまざまなところにイッチョカミしていた光上ですが、今度は“モテる”というキャラを演出し、芹那路線を狙っているのかもしれません。以前出演した番組で、同じグループだった野呂佳代から『ウソをよくついていた』と暴露されているため、この発言もウソの可能性もありますが(笑)。最近になり、大堀恵が元々のセクシーキャラに人妻という要素を加えて人気を呼び、野呂がAKBオーディションの時から3サイズを詐称していたことを暴露するなど、汚れキャラを演じています。彼女らの“キャラ付け”には賛否両論が寄せられていますが、メディア露出が増えたのは事実。元SDNで一番の出世頭である芹那にしても、かなりの“炎上キャラ”ですが、逆に言えば、こういった炎上すらしない薄いキャラでは見向きもされないということなのかもしれません」(芸能ライター)
光上のTwitterを見ると、『サンジャポ』に出演したことが、ネットニュースになっていることを純粋に喜んでいるようだ。SDNの他のメンバーといえば、手束真知子がヘアヌード、KONANは元SDNメンバーで『7cm』というユニットを組み、どちらも一時的には話題になったが、継続した人気を得ることはまだできていない。賛否両論を呼んでいる新炎上クイーン・光上。このまま炎上を武器に芸能界を生き延びることができるのだろうか…。
(文=木嶋陽介)