4月10日に発売されたセカンドアルバム『5TH DIMENSION』(キングレコード)が、オリコン週間アルバムチャートで初登場首位を獲得したももいろクローバーZ。2011年にリリースしていた前作『バトル アンド ロマンス』も再販され売れ行きを伸ばし、同チャートで2位にランクイン。史上初めて女性グループで1位、2位を独占することとなった。
ところが、このセカンドアルバム『5TH DIMENSION』のジャケット写真撮影時に着用していたコスチュームが、ウクライナ出身のデザイナー・Elena Slivnyak氏からのパクリではないかと疑惑が浮上。それを受け、所属レコード会社のキングレコードは5月に、ホームページ上で「Elena Slivnyak氏(「IIMUAHII」 http://iimuahii.com/ )のデザインを原案に、本人了承の上作成されたものです」と疑惑を否定するコメントを発表。くわえて「(Elena Slivnyak氏の)クレジットの掲載がなかったことにより、皆様にご懸念を抱かせてしまいました」と、“表記漏れ”を謝罪する事態に発展した。
さらに、騒動から1週間以上が経ったのちにネタ元とされたブランドから、疑惑の衣装は同ブランドの作品に基づいてデザインされたものであり、キングレコードに「許可済みであった」ということ、今後もももクロと継続的な衣装の「コラボレーション」を行っていくことなどが公式Facebookで発表された。
偉大な記録にケチがついた形となったももクロ。衣装の“デザインパクリ疑惑”はももクロ側の失態とも言えるが、今度はそのデザイナー・Elena氏がTwitterで騒動を起こしている。