──初体験はいつ?
葉山 16歳です。相手はバイト先の同じ年の男の子です。半年くらい一緒に働いていて、凄く仲良しになったので、好き好きアピールをしてたんですけど、向こうから何も言ってくれなかったので、私から迫っちゃってつきあうことになったんです。告白したのはバレンタインデーの前日の2月13日。あえてのフライングです(笑)。
──そんなに好きだった相手なら、初体験の感動もひとしおだったでしょうね?
葉山 はい。初エッチは彼の誕生日にしようねってことになって、凄く嬉しかったんですけど、そのうち“エッチがうまくいかなくて嫌われたらどうしよう“って不安が大きくなってきちゃって、友達にいろいろ聞きまくりました。「どんな下着を着ていけばいいの?」「お尻の穴と間違えたらどうすんの」って、もう大騒ぎでしたね。痛くないって子は参考にならないので、痛かったという子には特に念入りに聞いて「最後まで入るまでに何分かかったの?」とか事細かに聞いてました(笑)。
──極端すぎる性格だね(笑)。その予習の結果はどうだったの?
葉山 痛かったです。激痛です! 指一本入れただけでも痛くてしかたなかったので、ホテルに用意されていたローションをたっぷり使って、そこから指を2本入れて、その後ゆっくり入れたんですけど、オチ●チンが半分入った時はあまりにも激痛すぎて、息を止めながら耐えてました。「うっ、うっ、ふぅ~」って。
──ラマーズ法?(笑)
葉山 きゃははは…そんな感じ。出産するみたいな気持ちでした。終わった時は、これが2人初めての共同作業ってやつなんだな~って心境でした。結局は、予習は役に立たなくて、痛みに負けるもんか~って無敵モードを発動したら上手くいったんですけどね(笑)。
──では、デビュー作『処女宮 ~Princess~ 葉山めい』の撮影中も無敵モードを発動したの?
葉山 そんな余裕さえなかったです。前日は心配すぎて眠れなくなるだろうなって思ったから、前々日の夜から睡眠時間を短くして準備したのに全然ダメで、あまり寝ないでスタジオに行ってしまいました。メイクしてもらっている時が一番ピークで、心臓がバックンバックンして飛び出しそうだったのを覚えています。その後にイメージシーンを撮って、ちょっと落ち着いたかなって時に監督から「これからカラミだよ」って言われて「カラミってなに~っ!?」「エッチのことぉ~!? 本当にするの!?」って。またまた大騒ぎでした(笑)。
──初体験の前と同じ状態だ?
葉山 それよりもっと酷かったと思います。生まれてから一番ってくらい緊張してガチガチで固まっていたんですけど、周りは凄いスピードで動いていくんですよね。ガ~ッと流れに飲み込まれていった感じでしたね。今思うと、その方がよかったと思います。「緊張が収まるまで待っててあげる」とか言われたら余計に何もできなかったと思うから。
──撮影中、一番不安だったことは?
葉山 私は、胸が小さいのがコンプレックスなんです。Cカップしかないんですよ。私自身がおっぱいが大きい子が好きなので、男の子もみんな巨乳好きだと思っているんです。そんなことないって言われても、フォローしてくれてるとしか思えないんですよね。だから、こんなおっぱいを見せちゃって、みんながっかりしないかなって、それが不安でした。
──ないない。世の中の全員が巨乳好きなはずないって。
葉山 嘘ですよ。絶対にみんな嘘ついてる~!!
──あらら…意外に頑固ですね(笑)。プライベートでセックスするときはどうしてたの?
葉山 脱ぐ過程を見られたくないので、一人でお風呂場に行って脱いでました。で、シャワーを浴びながら“おちつけ~”って念じるんです。
──ウブすぎ!! デビュー作は、初体験だらけだったのでは?
葉山 エッチする以外、全部初体験でした。手錠をはめられちゃったんですけど、“うわ~、やりおったな!”っておろおろしちゃって、バイブが入ってきたときは『快感なのか、これは?』って感じ。体位も変わったものばかりだったので、気持ちいいのかも分からなくて。でもね、なんとなく雰囲気で声は出しちゃってましたね。音とか見た目で興奮してきちゃって、最後は人生で一番気持ちよくなってました。きっとこれがイクってことかなって思いました。
──森の中で、屋外フェラにもチャレンジしてるよね。どうだった?
葉山 めちゃくちゃ怖かったです。鳥と虫が襲ってくるんじゃないかって。
──そっち!?
葉山 勿論、恥ずかしかったんですけど、虫のことばっかり気にしてました。今度、屋外でするとしたら海がいいです。ヘンな虫はいなそうでしょ? とにかく虫が天敵なんです!