矢口真里“不倫騒動”の影響!? アップフロント系列事務所から芸人大量離脱

timemachin0621main.jpg※イメージ画像:『タイムマシーン3号単独ライブ メトロ鉄道の夜』よしもとアール・アンド・シー

 矢口真里やモーニング娘。、Berryz工房、森高千里らが所属するアップフロントグループの系列事務所「ジェイピィールーム」が、お笑い部門から撤退することになり、芸人たちが大量離脱する事態になっている。部署閉鎖に伴う円満退社とのことだが、矢口の不倫騒動の余波と見る向きもあるようだ。

 同事務所に所属するお笑いコンビ・タイムマシーン3号の山本浩司は19日、自身のブログで「今年の6月いっぱいで、長年お世話になったアップフロントグループを離れることとなりました」と説明。「休養期間もなく、今までのレギュラー番組も継続させていただきます」と活動継続の意思を明かしており、今後は新事務所への移籍を考えているという。また、ピン芸人のお侍ちゃんは「それぞれ新天地で頑張っていきます」と記しており、それぞれ移籍先は別々の事務所になるようだ。他にも、ニレンジャーやサミットクラブ、チャンピオンジムなどの所属芸人たちが同じようにブログで6月末での退社を明かしている。

 ネット上では「矢口のせいで事業縮小か」「CM降板の違約金で事務所が傾いてるから…」「アップフロントやばいんじゃ」などといった憶測が広がっている。体調不良を訴え続けている矢口はレギュラー番組を全降板すると見られており、出版を予定していたレシピ本の発売も取りやめ。出演していた便秘薬のCMも降板している。一連の騒動でアップフロント側の損害は1億円以上にのぼると見られており、そのシワ寄せが芸人たちにきたという推測につながっているようだ。

「タイミング的に矢口騒動の余波だと勘繰られますが、直接関係はないでしょう。もともと不採算部門として社内でやり玉に上がっており、お笑いからの撤退の時期を図っていたようです。アップフロントグループは功労者には寛容ですが、まだこれからという若手タレントに対しては非常に厳しい体質。結果が出なかったため、部署ごと切り捨てることになったのでしょう」(芸能関係者)

 とはいえ、アップフロントはモー娘。全盛期に比べて勢いを失ったように感じられる。今回の一斉離脱は関係ないとしても、矢口騒動の損害は他の所属タレントに大きく影響するのではないだろうか。

「アップフロントはモー娘。全盛期に稼いだ資金がたっぷりとあり、昨年発表された総資産は300億円以上で負債も少ない。アイドル系のCDやDVDの売上は落ち込んでいますが、いまだに著作権ビジネスやグッズ販売、演歌系歌手の地方営業などでの売上は大きく、純利益も5億円以上あります。矢口騒動の損害が痛いのは確かでしょうが、それが原因で会社が傾くということはないでしょう。ただ、矢口の騒動で事務所のイメージが急落し、元夫・中村昌也が所属する大手事務所・ナベプロとの関係も険悪になっている。それが原因で全体的に仕事が減り、将来的に事務所の凋落を招くという可能性はある」(前同)

 今回のような憶測が広がったのも、矢口が全く表に出てこずに沈黙を貫いていることが一因と考えられる。このまま黙っていれば、金銭的な問題だけでなく事務所のイメージ的にも大きな損害になりそうだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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