元・恵比寿マスカッツメンバーのAV女優・西野翔(27)が、デビューから9年目にして初のDVD付きフォトブック『西野翔1st Photo Book~翔@Show~』(三和出版)を、6月13日に発売。出版記念サイン会が、同月15日に開催された。
サイン会は都内の書店2店舗にて行われ、用意されていた500冊が即日完売するという大盛況。閉店後に書店員に尋ねたところ、なんと開始約2時間で売り切れていたことが判明した。この日、参加したファン層の広さもまた彼女の人気を証明するものだった。子ども連れの母親、制服姿の男子校生、若い女子が1人で参加する姿も多く見られ、中には20冊の“大人買い”をするコアなファンまで。
デビューから9年目を迎えてなぜ、今、西野翔がこんなにも熱いのか!? その理由は今回出版されたフォトブック内に掲載されている4万字インタビュー「9年目の告白」に記されている。
彼女の芸歴は高校生からスタート。大手芸能事務所からスカウトを受け芸能界デビューを果たしたものの、強いコンプレックスから水着姿になれず、仕事を立て続けにキャンセル。性への嫌悪感が原因で自らの将来を台無しにしてしまったという後悔からAV女優・西野翔が誕生した。その後は順調に単体AV女優として活躍し、テレビ番組『おねがい!マスカット』(テレビ東京)から生まれたセクシーアイドルユニット・恵比寿マスカッツでの活動を筆頭に、海外映画界にも進出。日本人初のタイ映画連続出演を果たしたほか、世界的コスプレイヤーとしても名を馳せている。国内の有名イベントは勿論、海外のアニメフェスティバルにゲスト出演を果たすほどの認知度を誇っているのだ。
(撮影:荒井大洋)
そして、今回のフォトブックはそんな西野翔の集大成ともいえる傑作。アイドルやコスプレ写真に定評のあるカメラマン・荒井大洋氏と、西野本人が大ファンだというカメラマン・渡辺伸次氏を逆指名して完成された写真は、壮大な世界観を誇り、AV女優写真集を超えた仕上がりとなっている。また、先述の4万字インタビューも大盛況。「うちの家庭は、漫画かってくらい普通なんです」で始まる飾り気のない赤裸々な内容に、Twitter上では「胸がいっぱいになった」「これほど真面目に人生と向き合っている人はいない」等の声があがっている。
また『おねがい!マスカット』で演出を務めたマッコイ斉藤氏も絶賛。フォトブックの帯文として「こんなにイイ女だったなら、1回本気で口説けばよかった!」と寄稿したほどだ。
手前味噌で申し訳ないのだが、この4万字インタビューを担当したのは筆者。そこで、イベントを終えた翔ちゃんを独占取材し『4万字インタビュー・その後』を聞かせてもらった。