2011年10月号』インフォレスト
30日に離婚届を提出した元モーニング娘。の矢口真里(30)と俳優の中村昌也(27)。別れの原因になった矢口の不倫疑惑についてはいまだ具体的なコメントが出ていないが、矢口が中村側に慰謝料を払ったことが明らかになり、浮気があったことの関節的証拠となった。当の矢口は体調不良のため、レギュラー番組『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)の31日分の放送を先週に続いて欠席しており、このまま降板が濃厚になっている。一部で引退もささやかれている矢口は、芸能活動継続の意向を所属事務所に伝えているというが、復活の可能性はあるのだろうか。
矢口の不倫をめぐっては「週刊女性」(主婦と生活社)がモデルの梅田賢三(25)との浮気を報じ、他誌も追随して“修羅場”の詳細が次第に明らかに。一部報道によると、今年2月に行われた飲み会で矢口が梅田を自宅に“お持ち帰り”し、二人は裸のままベッドで寝てしまっていたという。翌朝、地方ロケから予定より少し早く帰宅した中村は、男女がコトを終えたとしか思えない“物的証拠”が散乱した寝室を目撃したそうだ。間男である梅田は、全裸のままクローゼットに隠れていたがすぐに発見され、そのまま土下座させられた上に証拠の写メも撮られたという。
中村は以前から「地方から帰ってくる日に限ってベッドカバーが新品になっている」と不思議がっていたらしく、矢口が常習的に男を自宅に連れ込んでいた可能性もあるようだ。
「矢口は一昨年から担当しているネット番組でファッション関係者と知り合い、多くのモデル系のイケメンとつながりを持つようになった。今までも隠れてコソコソやっていたのかもしれないが、中村が今年1月に舞台『吉本百年物語』の出演で大阪に滞在し、家を空けることが多くなってから“自宅不倫”という大胆な浮気に走るようになったようです」(週刊誌記者)
この修羅場の直後、中村は家を出ていき、矢口も3月末には実家近くのマンションに引っ越した。別居が表ざたになる以前の3月から離婚協議は始まっており、双方の弁護士を交えた話し合いは主に金銭面での条件が焦点になったという。
「矢口はモー娘。全盛期に比べれば収入は減りましたが、それでも年収2,000万円は下らない。一方の中村は結婚前の年収が100万円台で、矢口との結婚によって仕事が増えても300万円に達しないレベル。格差夫婦である上に矢口の不倫が離婚原因とされていますから、慰謝料は数千万円という高額になったようです。その代わり、矢口側は中村に『不倫騒動について一切公言しない』という条件を飲ませた。矢口としては、数千万円を失ったとしても、早期解決でイメージダウンを出来るだけ少なくしたいという思惑があったようです。しかし、明るいキャラクターで売ってきた矢口と不倫のギャップが激しく、すでにタレント生命にかかわる大ダメージを負っている」(前同)
芸能活動を続けていく意向だという矢口だが、テレビ業界からは「視聴者に主婦層が多い番組で起用するのは難しい」という声が上がっており、かなり厳しい立場に追い込まれている。レギュラーを務めるNHKの震災復興支援番組『福島をずっと見ているTV』なども、イメージ的に出演できなくなりそうだ。
ほとぼりが冷めるまでだんまりで貫き通すのか、涙の謝罪会見でケジメをつけるのか。芸能界生き残りを懸けた矢口の次の一手が注目される。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)