“精液ご飯”強要! 壮絶な刑務所イジメを告白した後藤祐樹が話題に

goyuki0529main.jpg※イメージ画像:『懺悔
~ゴマキの弟と呼ばれて~』

ミリオン出版

 元『EE JUMP』のユウキこと後藤祐樹が、刑務所内でのイジメを赤裸々に語り、話題となっている。

 後藤は2007年10月、都内の工事現場から銅線を盗んだとして窃盗の疑いで逮捕され、さらに、その窃盗罪での公判中に、別の工事現場から警備員を殴って銅線を盗んだとして、強盗致傷の疑いで再逮捕された。結局、10件の銅線強奪が明らかとなり、翌2008年5月には、東京地裁で懲役5年6月の判決が言い渡され、昨年まで川越少年刑務所に服役していた。満期まで務めれば今年の出所となるはずであるから、仮釈放されたようだ。

 その服役中のイジメというのは、どのようなものだったのか。一部ネットニュースで明かされているところによれば、食事のおかずを先輩受刑者に取り上げられる“シャリ上げ”にはじまり、「使えねーな、クズ」などの言葉の暴力のほか、虫を食べさせられたり、ご飯に精液をかけられ、それを食べるよう強要されたり、など過激なイジメも受けたようだ。しかし、厳しく監視されているはずの刑務所でそのような陰惨なイジメはあるのだろうか。

「イジメは日常茶飯事だという声も、出所者から聞きますね。殴りつけるなどのハードなものではなく、無視したりするなどの、分かりづらい陰湿なものだったりするようです。それに加えて、刑務官や拘置所職員によるイジメも耳にします。2010年には、未決囚に加え受刑者も収容される東京拘置所の刑務官が、受刑者をお玉で叩くなどして怪我を負わせ、有罪判決を受けていますし、今年も3月に鳥取刑務所で刑務所の看守長が複数の受刑者に対して、首を絞めたりなどの暴行を加え停職処分となっています。芸能人だと顔が知られているからイジメの標的になりやすい、と後藤自身も言っていることから、他の受刑者からだけでなく、刑務官からイジメを受ける可能性もありますし、受刑者らのイジメを刑務官らが見て見ぬフリしていた、という可能性も…」(裏モノライター)

 ところが、後藤の刑務所内でのイジメ告白についてネット上では「ぶっかけご飯よかったじゃん」「殺されなかっただけありがたく思え」「言葉の暴力って、それ普通の民間企業でも日常茶飯事ですから」など、同情の声よりむしろ、務めを終えて出所した後藤に対して厳しい意見が並ぶ。かつて後藤が芸能界に身を置いていたころの、素行の悪さがそうさせているのかもしれない。

 後藤は2000年にソニンと共に『EE JUMP』でデビューした。当時全盛期だったモーニング娘。の後藤真希の実弟であることから注目を浴びたが、翌年にはマネジャーと口論になりホテルを脱走するなどの騒ぎを起こし、半年間の謹慎処分を受けるなどしていた。その後復帰するも、未成年でありながらキャバクラで豪遊している写真が「フライデー」(講談社)に掲載され、『EE JUMP』を脱退することになる。以降、芸能界から姿を消していた。

 そんな後藤、出所後の今年4月に自叙伝『懺悔~ゴマキの弟と呼ばれて~』(ミリオン出版)を上梓するなど、メディアに関わる仕事を単発で行っているが、現在、仕事をしているという情報はない。

「本人は芸能活動についてどう思っているか分かりませんが、妻子ある身ですから、これからなりふり構わず家族を養っていかなければならないでしょう。昨今流行りの“ぶっちゃけ系”トークバラエティなどの需要もあるでしょうが、かつて芸能界で謹慎、脱退などの騒動を起こしてきた過去もありますし、積極的に使ってもらえるかは微妙ですね」(芸能ライター)

 自身もタトゥーを入れていることからか、今年1月から「タトゥーナビ」にて連載がスタートしていたが、まもなく中止が発表された。当時まだ仮釈放中だったことを考慮した可能性もある。務めを終えて社会に出てきても、顔が売れているだけにこれからも当分は世間からの厳しい目にさらされる事になるだろう。刑務所内の陰湿なイジメに耐えて無事、社会復帰を果たしたのだから、家族を再びがっかりさせることがなければよいが…。

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