2013年6月号』集英社
昨年1月、メジャーリーグで活躍する元夫・ダルビッシュ有との離婚が成立し、現在はママタレントとして活躍する紗栄子が、ハワイの別荘購入を計画していると「女性自身」(光文社)が報じている。それによれば、紗栄子はプライベートや仕事、公私にわたり頻繁にハワイを訪れるなどしていたが、今年のゴールデンウィークにプライベートで滞在した際、現地の物件を見学していたのだという。小泉純一郎元首相がプレーするというゴルフ場や、ホノルルの高級ホテル『ザ・カハラ・ホテル&リゾート』などが立ち並ぶ高級住宅地のワイアラエ地区にある物件を現地の不動産業者に紹介され、難件も熱心に見学していた。この地区のコンドミニアムの価格は5千万円程度だと言われているが、頻繁にハワイを訪れるため、ホテルに滞在するよりも別荘として購入していた方が安上がりだということから購入検討に至っているようだ。
20代のシングルマザーが到底購入できる額ではない物件を検討していることからか、ネット上では「慰謝料成金」「やっぱりダルから相当がめてる」など、批判が噴出している。離婚に至るまで、紗栄子が多額の養育費を要求したことなどを各メディアがこぞって報じ、すっかり“銭ゲバ”のイメージが定着したせいか、批判は大きくなっているようだ。
また、ブログなどで公開した普段着は、プラダ、グッチ、シャネル、セリーヌとハイブランドのアイテムで、今年3月にもブログやFacebookに“愛車”として超高級車の写真を掲載するなど、紗栄子自身もその“銭ゲバ”イメージを裏切らないため、ネット上では常に批判やウォッチの対象となっている感は否めない。
一方、3月にはチュートリアル・徳井義実との深夜の個室デートが「女性セブン」(小学館)で報じられ、双方が即座に否定したが、これは同月21日に発売されたスナップ集『Saeko Snap!』(宝島社)と時期が重なるため、宣伝だったのではないかという見方も根強い。
「凄まじい“したたかさ”を感じさせますね。離婚時に銭ゲバのイメージが浸透したため、一挙手一投足に批判が集まるタレントになってしまいましたが、紗栄子自身も生活を質素にするとかそういった素振りは全く見られず、むしろ“セレブ”を全面に押し出している。批判されてナンボの炎上商法で突っ走ろうという姿勢が強く感じられます。スキャンダルだろうとなんだろうと、メディアに露出することでの“うまみ”も十分理解しているでしょうし、そういう意味でもかなりのキレ者なんだと思いますよ」(芸能ライター)
生活や養育に困らないほどの金を手にした上、マイナスイメージやスキャンダルもしっかり利用し芸能界で生き残っていく紗栄子。このくらいの“したたかさ”がなければ、生き馬の目を抜く芸能界で生き残っていけないのかもしれないが…。
(文=近藤チカゲ)