YukiRing
6月8日に開票を予定されているAKB48第5回選抜総選挙。すでに立候補したメンバーたちはYouTube公式サイトで「政見放送」となるアピール映像を公開しているが、再生回数だけを見れば昨年1位の大島優子が断トツTOPを独走している。
5月7日正午時点で、大島はおよそ67万回の再生回数を記録。昨年2位の渡辺麻友は約16万回、3位だった柏木由紀は13万9,000回、そして今年「推されて」いる新世代の島崎遥香は17万回、川栄李奈は16万7,000回と、柏木を除き拮抗している。そのほか、篠田麻里子も17万回、小嶋陽菜・板野友美は15万回。NMB48の山本彩が16万回と地方メンの中ではトップだ。そんな中、上記メンバーたちと比較すればメディア露出が少なく、選抜常連組でもないあるメンバーの動画が話題となっている。AKBチームB所属の山内鈴蘭である。彼女は昨年の総選挙で54位だったが、今回の政見放送動画の再生回数は今のところ12万回で、前回16位のチームBキャプテン梅田彩佳(5万)や、NMBのエース・渡辺美優紀(10万回)、SKE48の松井珠理奈(8万)・松井玲奈(9万)よりも多い。その理由は「エロ」のようだ。
「ほとんどのメンバーが当たり障りのない優等生コメントをしているのに対して、山内鈴蘭は男性ファンの股間に響く直球エロを仕掛けてきた。もともとムチムチした健康的な体つきなのですが、それが自分の魅力だと本人も熟知しているようで、さらし状態のチューブトップに太ももも露わなホットパンツに赤いチェックシャツを羽織って登場。しかも『アツくない? アツいアツい』と言いながらシャツを脱ぎ、谷間を強調する仕草まで。まあシャツはその後すぐにまた羽織るんですが(笑)、わざわざ素肌を見せつけるために一回脱いでるってことですね。あざとい作戦ですが、見事に当たったようで、ネット上で話題になっていますよ」(週刊誌AKB担当記者)
政見放送にもかかわらず、山内はアピールコメントの内容も自身のボディについてばかりだ。「HKT48の村重杏奈に胸が小さいことを暴露されて悩んでるんですよー。いやいや、そんなことないと思うんですけどね」とボソボソ喋りながら、洋服の胸元に指を突っ込んで自分のバストサイズを確認。その後も他のメンバーに「けしからんイイ体と言われる」「脚がいつもスベスベだねと言われる」など、ボディパーツの魅力を一方的に述べて終了となっている。のみならず、登場シーンでは短すぎる丈のホットパンツゆえに黒いパンツが裾から丸見えになってしまっている。
あまりに露骨な「エロ媚び」だが、大所帯になりすぎた今の48グループの中では、運営側に推されない以上、自ら話題作りをしてファンに名前を広めてもらうしかない。話題になりさえすれば何でもアリ、というのがメンバーの本心なのかもしれない。動画の再生回数が順位に直結するわけではないが、注目度を上げるためにはエロも辞さないのだろう。事実、まだ再生回数が1万もいかないメンバーもいる中で、彼女の注目度は大いに上がったと言っていい。
また、政見放送ではごく普通の衣装でありきたりなコメントをしていた柏木由紀も、別の動画で「ものすごくエロい」と話題沸騰中である。
件の動画は、4月からスタートした深夜番組『AKB映像センター』(フジテレビ系)の企画で制作されたもの。メンバーが映像制作を通して、「新たな」「意外な」一面を見せていく…との番組意図で、メンバー本人が企画~演出までを考えて1分程度の映像を制作。動画の完全版は、番組放送終了後にYouTubeの「AKB48 Official Channel!」にアップされ、一般ユーザーたちの視聴回数を競うというものだ。特技や芸当、すっぴん、入浴シーンまでさまざまな企画が用意されているとの触れ込みだったが、早速、柏木由紀がやってくれた。
柏木が制作した動画は、「とろろ芋をすって食べる」だけの内容だ。キッチンスタジオにて、長芋をすりこぎでズリズリとすりおろし、出来上がったとろろをスプーンで口に運ぶ柏木。白濁した液状のとろろを頬張る口元のアップは男性なら誰でも「エッチな場面」を想像してしまう出来栄えだ。ただでさえ、女性がモノを食べるシーンはエロティシズムを感じるとよく言われるが、とろろを頬張るとなればなおさらエロ度が増すのは誰でもわかることだろう。食べ終わった柏木は「素材の味を堪能しました」とコメントし、スタジオを去って行った。
この動画について、「もはや着エロ」「完全に疑似●●●」「正統派アイドルだったのに何やってんだ」「エロ大歓迎」などネット上では賛否両論。AKBら女性アイドルに清純さや初々しさを求めるファン層からは「こんなの求めてない。エロはいらない」と批判的な声がある一方で、「これで離れるファンもいれば、興味を持つ新規もいる」と冷静に見る向きもある。しかしそもそもAKBはPVで下着姿を披露したり、メンバー同士でキスを交わしたり、ともすれば「下品」と思われるギリギリのこともやってきたグループ。エロ政権放送や、とろろ汁動画も、本人たちにとっては「別にフツー」のことなのかもしれない。